集古散録外伝は中古やジャンク集めに疲れた著者が新品を買って癒されるシリーズである。その第3回目。
諦めきれなかった有機ELファインダー。どうしても1台欲しいと言う事で、4Kフォトの第一世代・Panasonic LUMIX DMC-FZ1000を買うてみました。
今やわが家のスーパーサブとして欠かせない1台となっております。活躍の場は競馬場。指定席からの撮影や、一眼レフを持っていくほど写したいお馬がいない日などに最適です。軽いので持っていくのも苦になりませんし、シャッターを押せば何でも写るという手軽さです。
見た目はもはやデジ一ですよね。大きなレンズが好感持てます。撮像素子は流行りの1.0型。1/2.3型の4倍の大きさです。有効2090万画素、原色フィルター。レンズはLEICA DC VARIO-ELMARIT光学16倍ズーム。すなわち換算25-400mmにして、F2.8-4.0。ISOは125始まり。メディアはSDXC、SDHC、SD。バッテリーはDMW-BLC12。私の使い方だと一日持ちます。
購入の1番の理由が有機ファインダーであったわけですが、2番めは動体撮影に特化しているコンデジであるという事。そして、4Kフォトです。もはや今更感もありますが、やはり画期的な機能だと思います。どういうものかというと、早い話が連写機能です。それも800万画素で秒30コマ!感覚としては動画撮影をして後から気に入ったひとコマを選択するという感じです。将来にはもっと高画質になって行くんでしょうね。写真を写すってなんだろう?って考えさせられますが、大切なことは思い通りの写真を残す事だとすると、アリ!です。それはカメラが何であろうと、結果として良い写真を写すのが目的だということと似ているのかもしれません。ただ、私はいろんなカメラを使いたいだけなので、単純に本機の動画的撮影も楽しく使ってます。
本機は使い勝手も良くて、欲しいボタンがキチンと割り当てられているなという感じです。LUMIX使いならばさほど迷わないと思います。この辺についてつらつら書こうと思ったのですが、意外と長くダラダラになったので、割愛しました。。ま、今なら色んなサイトで書かれていますからね。。
さて、さっそく撮影結果です。
Lilbourne Lad ? Paris Glory(Honour and Glory)の牡馬。撮影時は浦和所属のマル外でした。
キンシャサノキセキ ? マンデルーシュ(アルワウーシュ)の牡馬。
トーセンブライト ? トーセンマドンナ(マンハッタンカフェ)の牝馬。遠いダートコースでも無問題。いわゆるデジタルズームもそこそこ使えます。とにかく競馬場で画角に困るという事は無いですねぇ。。
スウェプトオーヴァーボード ? アサヒフォンテーヌ(カーネギー)の牡馬。4階の指定席からです。ガラス越しの撮影となります。
ソングオブウインド ? モルフェアトラクト(ニューイングランド)の牡馬。
ブライアンズタイム ? アーペレーヌ(デヒア)の牡馬。トゥインクルでも安定の画質。
フレンチデピュティ ? パノラマビューティ(ダンスインザダーク)の牝馬。
さて続いて4Kフォト。
斯様に蜂や蝶の動きならば、さらっと写しても様々なポーズを残すことが出来ました。こうなると当ブログで度々登場するアイツを写したくなります。「こんなデジカメ持っている時に限って・・・」でお馴染みのカワセミです。いつもはこんな感じ。。
近所のポイントに出向きました。
このサイズなら楽勝。
さて、アイツ。
コイツは流石に手強かったっす。
何しろ小さくて速い。この後見失います。ファインダーだけでは追えないですね。LVFでも厳しい。ドットサイトの意味が分かります。
でも、ホバリングしてくれれば写しやすいです。
iAズーム(デジタルズーム)。
さすがに画質的には落ちます。露出も荒れましたが、何も考えずに写してますんで、上手い人が撮影すればもう少しマシになりそうです。そんな余力を感じました。編集で救える程度に収まってくれれば良いですね。これくらい写せたから、もっと写したいとか狩りの瞬間を写したいとか・・・ならない所が鳥撮りになれないところでして、私はこの結果を見て、競馬の写し方を色々想像してます。あくまでサブ機なのでなかなか出番が無いんですけど(上述の使用方法)、ま、のんびり楽しむつもりです。。買って良かった。。新しい技術は面白いですなぁ。。なんでもかんでも手を出すわけには行きませんけどね。まぁ、これ以上は要らないでしょう。。
つづく。。
集古散録外伝 03
- By: マツ
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