ジャンク=漂流物の宿命として、そのほとんどは昔のデジカメです。新品などとは縁遠い世界です。

昔のデジカメというと、思い出すのが、唐突なんですが、近所のお惣菜屋さんです。近所のお惣菜屋さんに売っているコロッケのポップが「昔のコロッケ 一個150円」となっているんですな。・・・昔のコロッケを売るなよ!と、ツッコミを入れたくなります。行くたびに写真を撮りたくなりますが、ショッピングストア内撮影禁止なので我慢しております。昔ながらの~とか、昔風味の~とか、昔懐かしい~とか、昔のレシピの~とか、なら分かりますがね。ま、web上でも結構、昔のコロッケを売っていますね。間違った表現ではないです。ただ、ホントに古いコロッケだったら困るので、買ったことはありません。

閑話休題。。

で、昔のデジカメですが、こちらはホントにただ古いんです。

最近クラシックデジカメという恰好いい言葉をwebで見つけたんです。ロマンを感じる、そそる響きです。でも、古典という意味ではアリかもしれませんが、格式という点ではなにか威厳のようなものがデジカメには欠けているように感じます。フィルムカメラとは違うものに思えます。古くなって味が出てくるという意味では共通しているけれど、価値が出てくるのかといわれると世間的には価値がないと言わざるをえない。もっともフィルムカメラもフィルムの衰退とともに中古価格が下落しているのですから、ただ単に古い=クラシックでも良いのかも知れません。なにかいい言葉がないものかしら。アンティーク、骨董、レトロ、ちゅうぶる、化石、オールド・・・。

デジカメの起源をウェキってコピってみると、

*1975年(昭和50年)12月、イーストマン・コダックの開発担当者Steve Sassonが世界初のデジタルカメラを発明する。

*画像をデジタル方式で記録する初めての一般向けカメラは1988年(昭和63年)に富士写真フイルムから発表された「FUJIX DS-1P」であり、当時のノートパソコンでも使われたSRAM-ICカードに画像を記録した(未発売)。

*実際に店頭に現れた世界初のデジタルカメラはDycam社が1990年(平成2年)に発売した「Dycam Model 1」である。

*1994年(平成6年)発表・1995年(平成7年)3月発売のカシオ計算機のデジタルカメラ「QV-10」は、デジタルカメラの存在と利便性を広く一般に認知させた製品である。

としています。つまり、一般に認知されてから20年程度です。

クラシックデジカメとは、毎年発表される新作機種に一喜一憂し、その進化を追いかけ続けるようなカメラ好きにとっては存在するが、一般の消費者にとっては単に古いデジカメでしかない。壊れない限りは普通に使い続ける存在ですし、壊れれば治せない消耗品です。私がクラシックだよと言っても、モノを大事にする方からすれば、普通に今使ってるし、となります。20年とはそんな時間のような気もします。ただ、デジタル機器のなかでも、その進化のスピードが早いデジタルカメラですから、その時間もフィルムに匹敵する長さを経てきたような気もしているんですがどうでしょう。その時々のトレンドという点ではフィルムカメラをはるかに超える数のセールスポイントが存在したと思うのですが。(譬えば、コンパクトカメラの場合、フラッシュやデート機能の有無でランク分けされていた時代がありましたが、コンデジの場合はもっと多彩なトレンドを短期間で生み出したと思うんです)

ひとつ言えるのは、今は”古いから”という理由だけでジャンク品になる存在だということです。そこが、この趣味のポイントのひとつで、ジャンクだから使えないというわけでは無いということです。だから、拾ってこれるのです。”古いから”価値がない存在と思われている以上は、一定の人に価値のあるモノもジャンクになるんです。だから、楽しめるのです。。

つづく。。

Comment

  1. オリオリ より:

    私が初めて買ったデジカメは
    コダックの30万画素のものでした。
    まだUSBジャックがなく6芯の丸いコードで
    パソコンに取り込んでいました。
    win95の時代です。
    カメラはプラスチックのおもちゃのようで
    すぐに壊れてしまい、黄色くて立派な箱だけ押入れから出てきました。
    今、あえて30万画素で写した世界を見てみたいと渇望します。
    トイカメラでさえ記憶媒体はSDカードで130万画素。
    それだけでもノスタルジックな描写・・・。

    古いものに価値はあります!!

    • マツ より:

      >オリオリさん
      羨ましいなぁ。。。
      私の知らない昔の35万画素の体験者なんですね。
      何かの道具って感情入りますよね。
      出来ることなら、いつまでも使っていたいです。
      なのに突然の別れがくるのがデジタルかも
      知れませんね。このセツナサが悲しいです。
      私の集古はまだ続きます。

      • マツ より:

        >オリオリさん
        よく読んだら返答になっていなかったので補足を。。
        色んな商品がそうであるように、デジタルカメラも発売から半年もたつと値が下がります。5年もたてば売られていないケースもあります。10年たてば修理もできないものがほとんどです。10年前のデジカメに発売当初の値がついていたらたぶん誰も買わないでしょう。また、10年前の商品に保証を付ける売り手も少ないのが現実です。10年前10万したカメラを下取りに出しても、数千円になれば御の字で、一部の商品を除いて、捨て値で取引されます。そういう意味での「価値がない」なのです。つまり極端に安くなるです。なので、値段という価値は度外視して、別の価値を見いだせるのなら、その分の対価を払って買えばいいのです。値段はつかないけど、物としての価値があるので、この趣味は遊べるのです。古いデジカメを楽しむっていい趣味だと思いますよ。

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