今回のカメラはPENTAX Optio RZ10。この趣味で出会うまで知りませんでした。リサイクルショップのガラスケースに、やけにきれいな個体が格安の1kで売られていたのでビックリ。手にとって見ると初めてプラボディだと気付き(カラーは黒)、なるほどと納得したのです。ローエンド機なのだなと。。でも、どうです?なかなか恰好いいデザインだと思いませんか?
確保後に調べてみると、カラーバリエーションの意外さにノケゾリました。白はまぁ許せるとして、紫、緑は強烈な個性で計4色展開。限定で赤もあり、かっちょいい。。あぁ、これはPENTAXのカメラを購入したんだなと妙に納得させられました。なんか、のっけから納得させられまくりなカメラですが、それがRZ10との出会いでした。よくよく見ると各部はしっかりと作られており、傷もつきにくそうです。これは真面目なカメラだなと。。プラボディとは言え、適度な重さです(178g)。グリップはカチカチですが、滑り止め対策が施されてストラップなしでも問題なさそうです。1/2.33型CCD搭載。これになんと1453万画素を詰め込んでおります。1画素あたりの受光量はかなり少なめですね。おかげで換算28~280mm相当の10倍ズームを押し込めたわけです。背面液晶は大きく見やすい(2.7型)。私の感覚から言うとデカイです。
発色は濃い目。シャープネスも強めですね。この辺はいじれるので問題ないです。F値はF3.2~F5.9と暗め。。新品が10Kを切る値段で販売されていたという記事も見かけましたから、そういうカテゴリのカメラなんでしょうね。バッテリーは専用電池です。起動は速いです。って、書き忘れましたが、本機は2010年10月発売の最新機種wです。集古デジカメに入れるには現役感が漂います。もっとも4年前といえばデジカメ世界では過去ですからねぇ。。
ポジみたいな強烈な発色。でも、嫌いじゃないです。今どきのカメラって感じですね。
描写は文句のない出来。暗部からのグラデーションも美しい。オートで写してこれですからよく写るカメラと言えます。と言ってもAUTOとPとSCENEのみなので良くないと困ります。。レンズの動作音は大きめ。ゴーッって感じ。それを補うためではないと思いますが、操作音や起動音に猫の声を設定出来ます(・・?。にゃ~と起動します。細かい設定をしていると「にゃ~にゃ~」と煩いです。でも面白いので、その設定のままにしてます。
望遠も強いので便利です。視線を感じているトンボ。。
シャープネスは強めなので弱く設定してもいいかな。。
あっさり目に設定してみました。ノイズはそれなりですが悪くない。
明暗差の大きな写真。。暗部もハイライトも頑張っている。見くびれない奴。。
いつもの猫ちゃん。「にゃ~音」には無反応。。
お仕事でビックサイトに。そんな時でもカメラは忘れないアタイ。。
サクサク撮れます。ストレス無し。
1400万画素の資質が問われる遠景。。ガラス越しですがいいですね。
海に露出を合わせたら爆発する夕陽。
都会の夕陽。
ISO800。かなりノイジーですが、webで見る限り問題なし。パープルフリンジは盛大。
問題なかったので早速夜スナップ。
若干AFのテンポは落ち気味。ブレているのは私の実力のなさ。。
iPhone6の発売直後だったのです。それにしても美しい描写。
モノクロに変換したらいい感じかもしれません。
いつものドンキ。
断酒したので、こういう横道とはご縁がなくなりました。。もう、2年は飲んでないです。。
祭りかっ!ってくらい人が多い。都会は怖いw。。ビルディングが真っ直ぐ描かれています。
かなりいいカメラですね。デザインも好きです。作りがしっかりしているので安心感があります。壊れそうもありません。しかしながら、何かが足りない。。いや、普通のデジカメという事でしょう。初心者用のデジカメには本当にがっかりさせられる描写のカメラが散見されますから、それに比べれば上々な出来だと思います。本機がきっかけでMX-1が気になり、それなりに探しましたが、まだ値段が高くて手が出ませんでした。10年後に出会いたいと思いますw。。それにしても、PENTAXとRICOHの住み分けは見事なものですね。このままの状態で存続し続けて欲しいものです。
つづく。。