まずはさらっとプロフィールを。2000年7月発売。1/1.7型CCDの240万画素。ハニカムで432万画素。レンズは単焦点で換算36mmF2.8。メディはスマメ。燃料は単3形電池2本。
ニュースリリースには「写真が撮れる!動画が撮れる!音楽が聴ける!」という謳い文句。
この大きさと言い、機能と言い、夢のガジェットだったと思うのだ。それが、今回紹介するFinePix40i。

2015

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見ての通り、シールでアピールに余念がない。毎度の事ながら、買った人には必要のない情報なのになぁと思うが、ホント古デジカメはシール好きだ。そして、前のオーナーが何人いたかは分からないが、そのまま使っていたんだと思うと、不思議だなと思うが、人それぞれなので文句はない。シールが貼ってあるとその部分はきれいなので、ジャンク拾いにはありがたいのだ。

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残念ながら、ジャンクで拾ってきたので専用ソフトがなく音楽は聴けない。その他は普通に使える完動品だった。小さいながらも適度な重さで、機械を持っている感じが楽しめる。

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レンズ前にはスライド式のレンズカバーが富士フイルムらしい。開閉音にもう少し切れがあると楽しさが増すのだろうが、地味な動作音がするだけだ。電源は軍艦部のスライドボタンで行うが、片手で出来る。デジタルズームは使わないので、ズームレバーはメニュー内の操作で使う程度だが、小さい割にまずまずの操作感である。

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小さいけれど光学ファインダーが付いているので、液晶が見づらい時には便利だ。そして液晶は、屋外では、ほとんどの場面で見づらい。晴天下では構図の確認も一苦労するレベルだ。これは2000年当時の液晶では普通のレベルであったろう。厳密に言えば、この問題は今でも解決出来ない課題なのだから仕方がない。

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撮影はAUTOとマニュアルが用意されており、マニュアルは例によって露出補正モードとなっている。絞りやシャッタースピードが変えられるわけではないが、絞りは2段階なので、AUTOで十分だろう。そういうカメラなのだ。何ら不満はないが、唯一の、そして致命的な欠点は見づらい液晶ではなく、シャッターボタンだ。半押し感が殆ど無く、撮ってる感がゼロな時があるのだ。撮影結果を確認するには少し時間を要するので、写ってなかった時の落胆は大きい。これは個体の個性だろうか。とにかくこれには手を焼いた。シャッターが切れたかどうかわからないのだから、ブレ写真を量産した。ところが普通に写った写真は良き画質なのだから、油断はできないのだ。

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歪曲収差は目立つが、色再現は忠実で私には好ましい結果だった。ハニカムが好きなのか、レンズが好きなのか、私自身も分からないが、結果的にFinePixの画は好きなモノが多い。

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これで0.5kなのだから、もったいない話ではある。発売当時は88kだった。本機との出会いはジャンク専門店の店頭だった。その店は店頭にデジカメを置いているので、店頭でしか出会えないわけだ。そして、リサイクルショップでは出会えないような機種がびっちりと並べてある。常時50機はあるのでないだろうか。それも、コンデジばかり。一眼は数台あるだけで、フィルムのものがほとんどだ。レンズは売れないMF望遠がこれも数本といった所。

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その店のスタイルは動作確認してないから安いという方式で、その場で一切の確認はできない。バッテリーもメディアも全て抜かれており、見た目で勝負するしかないのだ。そのかわり、ビニールに入っていることもないし、ガラスケース越しに飾られているわけでもなく、自由に手に取ることが可能となっている。私の通っていたリサイクルショップの青箱に転がされているジャンクたちの稼働率が9割5分だとすると、ここのジャンクたちは5割と言ったところだろうか。嘘偽りのないジャンク屋なのだ。ギャンブル要素は高いが、それに見合うだけの魅惑の品揃えなので、ついつい通ってしまう。

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この店はジャンク稼働率の低さの他に、もうひとつ欠点があって、それはいつ行っても空いている事だ。ゆっくり見られていいだろうと思うかもしれないが、ここの店員さんは徹底的にお客を監視するというシステムになっているようで、とにかく視線が気になるのだ。きっと盗難とか多いのだろうなぁと思う反面、もう少しほっといてくれと言いたくなる。ここには勝負しに来ているのだから、気が散るではないか。それでも、この店に来て手ぶらで帰る事は少ないのだから、多少の不満はあっても、また寄りたくなってしまうのだ。そして、これはこの店に限ったことではなく、どの店でも言われる決め台詞、「これはジャンクですので、返品交換は出来きませんがよろしいでしょうか」を聞かされてジャンク拾いは帰路につくのだ。

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小さくてマクロもそこそこ写るので、修理の写真撮影に使ったりしている。カメラはお手軽に撮影できるのがいいなと思う。

つづく。

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