IXY DIGITAL500である。200aで味をしめたので調子に乗って拾ってきたのだ。
使い勝手は200aとほとんど変わらない。相変わらず電源オンは長押しで軽快さが失われるとか、小さい筐体ながらも、大きなシャッターボタンは押しやすいとか・・・。
外観の美しさは200aに軍配が上がる。500も金属的な魅力は維持しているが、さっぱりし過ぎかな。小さな背面液晶も時代なりで、構図の確認程度は出来る。
写りに関しては200aとは別次元の仕上がりだ。200aの発売からわずか2年(2004年発売)でここまで変わるものかと感心するが、撮像素子の大きさが違うので、比べることが間違っていると言うのが正しいか。1/1.8型CCDで500万画素(IXYでは初の500万画素)。36mm~108mmでF2.8~F4.9。今となっては平凡な印象は否めない。そして小さいボディ。当時の私がIXYに対し食わず嫌いになっても仕方ないなと思う。
本機はリサイクルショップの青箱に転がされていた。その箱にはIXYが何台かまとめられていて、APS機もあったりした。一番きれいだったのが本機で、その他に400があったので一緒に拾ってきた(どちらも0.3K)。400はCCD不良品で背面液晶にはムラサキの風景が映るばかりで手の施しようがなかった。後にもう1台確保したが、そちらも同じ症状だったので400のコレクションは諦めた。CFのリコールとCCDリコールのあった機種なので仕方がないな。実は500もCCDリコール機種だったが、こちらは現在問題なく使えているので、修理した個体なのかもしれない。専用バッテリーにCF。
撮影結果は実にシャープで豊かな発色。文句はない。等倍で見なければ一眼で撮影したのかと思うほどよく出来ている。カメラ好きとは言え、写りが良ければより愛せるのは至極当然。
もう、すっかりお気に入り。安心して使える1台だ。1/1.8型CCDの恩恵だろうと思う。現代のIXYが気になってきたw。。
つづく。