CX4、RX、DRC-7s、R3、RR、そしてGRと紹介してきて、RICOH は7台目になりました。集める気はなくても、集まってしまうものなのですね(いや、集めてはいるんですがね)。さて、今回はCaplio G4 wideです。
私の所有している中ではRXと似てますね。ただ、厚みはこちらの方があります。RXは2004年3月発売ですが、本機は2003年9月と半年ほど先行しています。この半年が実に大きいのがデジカメの世界ですね。私の所感ですが(てか、それでしか書いてませんが)、機能性ではRXが圧倒しております。G4単独で使用していれば、それなりに早く感じる起動時間も、RXの後では見劣りしてしまいます。AFの速さもしかりで、特にマクロでは大きな差があります。G4はどうしても行って帰ってをしてしまうので、合焦に時間が掛かりますね。少し風が吹いている中で花を撮影しているとイラッとします。。また、ホールド感にも差があり、RXのほうがボディは薄いのですが、前面に引っかかりがある分、楽です。つまりそれだけ半年で弱点を修正してきているんですよね。世の中には改悪されているケースも無いわけではないんで、カタログスペックに含まれない部分での改良というのは地味にファンを作るんじゃないかと思います。
とは言え、G4単独で見れば、つまり未来の機種と比べる無謀を神的立場の著者がしなければ、実によく出来た機種だと思いますね。まずRICOHの象徴のひとつ、ADJ.ボタンの搭載は、この機種からからも知れません。RICOHユーザーなら御存知の通り、このボタンの便利さは画期的だと思います。また、名前が示す通り当時としては、おそらくオンリーワンだった広角35mm換算 28mmはじまりのレンズ搭載ということでも、インパクトがあったのではないでしょうか。
さて、簡単にスペックを見てみると、1/2.7型原色CCD搭載の有効画素数 324万画素。ご自慢のレンズは換算 28~85mmのF2.6~4.3。1cmマクロも可能。ISOは125始まり。燃料は単三2本でメディアはSD。ジャンク拾いには願ってもない内容となってます。
例によって普通のモノクロモードが無いのは残念ですが、出来上がる画はRICOHのそれであります。安心感があります。馬はCanon、スナップはRICOHの時代が長かったもので、やはり愛着が有るのかも知れませんね。
この写真を撮って一時間後にまたここに来たら、同じようにちんまり寝てました。。
問題のマクロですが、結果は問題なしですね。
ムラサキはまだ鬼門の時代。
暗部では、こんな感じ。ノイズのりのりですが、写真ぽいので気にならないかも。モデルは、ねり丸。
オグリとケーキ。
やはり広角は気持ちが良いですな。。新品で購入したGRも良いけど、ジャンクなRICOHも捨てがたいです。ハッキリ写れば良いってもんじゃないんだなと感じさせてくれた1台。とは言えマクロのクッキリ感はお見事でした。。
つづく。
Comment
友人からcaplio g4 wideを譲りけましたが記録メディアなかったのでsdhcを入れたところ”使用できないです”のメッセージが対応していないのでしょうか教えていただけると助かります
伊藤様、書き込みありがとうございます。
お返事大変遅くなってすみません。。
この機種に対応しているのはSDカードとマルチメディアカードのみのようです。
内蔵メモリで保存はできますけど、心もとないですよね。
古いデジカメは安く手に入りますが、メディアなどにお金がかかる場合があります。
SDはネットでも買えますが、リサイクルショップの方がやすいかもしれませんね。
マツ様回答ありがとう御座います。
ヤオフクで買おうとしたことがあります偽物があるよと書かれたサイトがあり止めました。
伊藤様、
今やSDも手に入れにくいですよね。安く手に入れようとすると
何を信用してよいのかわからない感じですね。
普通に量販店で新品買うのが安心ですが、。
ギガは使えませんので、あまぞんですかねぇ。。
無事入手されて良きカメラライフを。。