S3Rです。
13回目に紹介したS3を拾った時に入っていた純正のガム型電池はかなりヘタっていたのですが、それを使ってます。サードパーティのバッテリーを購入してあるのですが、なぜかコイツには使えないんですよね。うんともすんとも言わない。仕方ないので、ヘタった奴の出番なのですが、とにかく持ちが悪いんです。元々持ちが悪い電池がヘタっているわけですから、使う方がイケないんですが、とにかく、満充電から1日使わないと、もう使えない。その日の朝に充電して、その日に使うのがベストという、生真面目タイプな運用を強いられます。というような苦労がコイツの印象で、古デジ蒐集家らしいお悩みだと自負しております。
さて、S3がありながら、何故本機S3Rを拾っったのか。それはS3の時にもチラとお話したのですが、とにかくFinecamの出物にありつけなかった私の蒐集ライフにおいて、斯様にピカピカの本機を見つけた時の感動を想像して下さいな。
調べてみると、S3は2001年発売なのに対し、S3Rは2003年と結構間隔が空いております。Rが付いただけだから、半年くらいの差かなと思っておりましたが、意外と真面目なヴァージョンアップなのです。実際使ってみると、起動時間からAF動作、記録時間、そして仕上がりの画に至るまで大幅に進化しておりました。ま、ジャンク対ジャンクの比較なので、何とも信用は置けないのですが、私の拾った機種の比較ではそうでした。だから、なんで電池はそのままなのか、そこだけは納得行かないところなのですがね。。
スペックですが、まず有効画素数が317万画素とS3より若干下げております。素子の大きさは、1/1.8型CCDと一緒なので、レンズが変わった関係でしょうか?S3の換算38mm~76mmから35mm~105mmと3倍ズームになっております。F値はF2.8~F4.8。背面液晶の大きさも若干大きくなっていて、見やすくなっていますね。ただ、ドット数は下げてあります。メディアはSD。
起動させると勝手にポップアップするフラッシュがウザいっていうか、動きが可愛いっていうか、何でこんな仕様なの?ま、他メーカーでもたまにありますけどね。。
さて、撮影結果です。
S3と比較して、空の色が大幅改善。ムラサキな空ではなくなりました。色も濃くなっておりますね。
ノイズのザラッと感はありますが、綺麗な赤も出ます。コレなら気分よく撮影できますね。。
見事なカスタム車。こういうカスタムってセンスを問われますよね。この作品は立派な痛車です。痛い痛車はみてられませんからねぇ(何様?)。
お気に入りの立木たち。。このブログにショッチュウ出て来ますな。。
昨年末に新宿へお散歩。。
WINS新宿はアイコンが可愛いです。客層とは合ってませんけど。。
暗い場所でもS3より良くなってますね。そう言えば、本機は連写がスゴイらしいですね。バッテリーがアレなもんで試してませんけどね。古いバッテリーに悩みつつ、KYOCERAブランドを使うなんて、古デジカメ蒐集道としては、ちょっと乙なものかも知れませんな。。などと自分に言い聞かせてみるものの、実戦に耐えられない感は否めません。。
つづく。。