コレがまたポテンシャルが高いと申しますか、完成度が高いと言いますか、良いカメラですね。以前紹介したC-2020Zが、前世紀の遺物ではなく、今世紀においても十分な戦力を有している事に驚かされたのですが、今回紹介するC-3030Zも侮れない一品でした。発売は2020の発売から約4ヶ月後の2000年3月と、コレまた前世紀のアイテムなのです。
この懐かしき面影にハイパフォーマンスを期待するのはなかなか難しいのですが、2020の頑張りを知ってからは、その見方が変わりました。蒐集初期にはゴロゴロ転がっていたCAMEDIA初期型(主にレンズカバースライド式から今回紹介するブリップ付の型まで)も、私の徘徊エリアでは徐々にその姿が消えていきました。最近ではたまに見かける程度です。ま、所変わればぎょうさんあるんでしょうけれど。。本機との出会いはリサイクルショップの青箱です。0.6K。比較的キレイな個体でしたので、迷わず確保いたしました。
撮像素子は1/1.8型CCDで324万画素(有効画素)。レンズは換算32mm~96mmでF2.8通し。・・と、なかなかのハイスペックです。燃焼は単三?4でメディアはスマートメディア(この辺は時代を感じますね)。やや厚みがありますが、ホールド感もよく、インタフェイスも使いやすいです。起動に若干時間がかかりますが、AFもそこそこサクサクです。名作なんでしょうねぇ。。
せっかくなんで、2020と記念撮影です。
古デジカメ蒐集をやっていると、こういう記念写真ってやりがちですよね。
ここで何かアカデミックな考察でも差し込めば少しは読み応えもあるんでしょうけれど、そんなものは薬にしたくてもありません。私が言えることは似てますねってことかな(だめだこりゃ)。
さて、例によって中野散歩です。
写りによっては、古いデジカメらしい色の浅さが目立ってしまう。
モノクロ変換しても味がありそうですね。本当に侮れない機種ですなぁ。。やはりレンズが良いのでしょうか??こういった昔の機種の中身だけ現代のものと交換出来たら素敵でしょうね。自作PCならぬ自作デジカメ。。無理か・・。
つづく。