いきなり現代感満載の機体ですが、今回は2008年 5月発売と新し目のDSC-H50です。流石にこのクラスでジャンクと言うのは、なかなか出会えません。中古品です。8k。これだけ出しても欲しかった理由はナイトショット機能でした。ナイトショットとは真っ暗闇でもフラッシュを使わずに写真が撮れるという機能です。どういう事かというと、カメラから赤外線を照射して被写体を浮かび上がらせ、撮像素子の赤外線カットフィルターをOFFにして、CCDに感知させることによって、暗闇の風景を写すことが出来るのです。ただ、出来上がった画像は、緑がかったモノクロでノイズザラザラですけどね。。当ブログで何度か紹介した赤外線カメラと似た感じですね。違うのはIRフィルターがついていないという所と太陽光に頼らずに赤外線を確保出来るというところでしょうか。。
撮像素子は1/2.3型CCDで910万画素とだいぶ近代的です。レンズは31mm~465mmで開放F2.7~F4.5とネオ一眼らしいスペックです。すごいね。。ISOは80~3200。専用電池でメディアはMS Duo/PRO Duo。ボディはこじんまりとした感じのプラボディですが、グリップがしっかりあるのでストラップ無しでもいけます。左肩にナイトショット専用のスイッチがあります。
超望遠ですが、望遠端でもさほどレンズが伸びるわけではないですね。ここでズームを固定してインナーズーム機にしてもさほど大きいとは思わないだろうな。。
ミドルクラスの証、MASPあり。
ファインダーは思いの外見やすいです。時代なりという感想です。実際20万ドットなのでそれ以上ではないですね。でも使えますよ。背面液晶は上下可動式で少し中途半端ですが、私は使わないので問題なし。
操作性は今ひとつかな。。慣れていないということもあるんでしょうけれど。直感的に操作できるわけではない。。機能は満載ですからまとめるのも大変でしょうけどね。
そして、わかっちゃいるけれど癒されるカール・ツァイス。何やら本機にはどデカイフードが付くらしいのですが、いらねぇなってくらいどデカイらしい。。私のは欠品でした。
モノクロから。新しい機種なので描写に関しては問題がある方がおかしいですよね。。美しいと思います。
そしてカラーです。カラーモードはリアルを選択。
いつもの立木。。カラーモード リアル。
カラーモード 標準。
せっかくなので望遠も使ってみた。 標準。
望遠端。。ビビッド。
望遠端で飛翔ものはムリポ。。ビビッド。
こちらもビビッド。いい色です。
ビビッド。
マクロ。カラーモード リアル。
こちらもリアルで。
標準で。
こちらも標準。ビビッドだと飽和しすぎた。
日陰だったのでビビッドで良き結果。
さて、ナイトショット。昼間の撮影です。露出もいじれないのでこんな感じ。
赤外線写真感は出てますね。
さっきの日陰の草。
そしてこれが、R72フィルター使用。しっかりと赤外線写真。日陰でこの威力はナイトショットならではですね。これは面白い。。
以下、全てR72使用です。
遠景になると赤外線照射の威力は無いんでしょうけれど、何処までもピントがあっている感じがよく出てますね。
本機はまだまだ引き出しがありそうです。正直言って全然使いこなせていません。まだまだ使ってみたいと思わせる一台なのです。特にカラーが好みです。競馬場にも連れて行きたいですな。そして、ナイトショットで夜を写してみたいです。。
つづく。。