DiMAGE G400は2003年11月21日に発売されたコニカミノルタカメラ株式会社発足後、初の商品でした。それでも、ブランド名はMINOLTAのみですので、本ブログ3台目のMINOLTAなのです。。
3台目のMINOLTAでありながら、私の気分はKONICAのデジカメを拾ったと思っています。いや、私の気分というよりは、事実としてKONICAの血が濃く受け継がれているのです。64回で紹介したKONICA KD-410Z。コイツを拾うまで、KONICAのKDシリーズについては縁がないものと諦めていたんですね。諦めきれたのも、本機がKDシリーズの後継機種であるからなのです。G400があるからいいやって感じです。
G400は期待通りのパフォーマンスをみせてくれます。KDシリーズに共通のサクサクした動きが継承されているのです。特に驚くのは起動スピードです。はじめてレンズカバーをスライドさせた時には、思わず「うわぁ」と声が出るほど素早くレンズが繰り出され、コイツはスゴイと感心しました。これは爆速起動でお馴染みの屈曲光学のXgやXtの起動よりも高速だと思われます。ズームレンズなのに。。AFのタイミングさえ合えば(AFも速い)1秒でシャッターが切れます。コレは近代戦において引けをとらないどころか、トップクラス確定のスペックだと思います。
速いだけではなく描写もアピールしてきます。レンズはGT HEXANON。MINOLTAのGTとKONICAのHEXANONがめでたく合体です。コニカミノルタ初号機らしい演出です。実際出てくる画も良いです。
撮像素子は1/2.5型総画素数420万画素インターラインCCDで原色フィルター。レンズは換算34~102mmで開放値はF2.8-4.9。専用バッテリーNP-600使用でメディアはSDとMSのデュアル。ご覧のとおり液晶が小さいのはいいのですが、表示される文字がコレまた小さい。老眼にはキツイ仕様となっております。
本機はリサイクルショップのジャンク専用ガラスケース出身。出会って即確保。数日後同じショップでまた出会い、そいつも確保w。都合2台所有しております。後にも先にも蒐集期間中には、この2台だけしか出会えませんでした。同じカメラを2台持つ理由は幾つかあります。そして、2台持てるのはジャンクならではのお値段ありきです。何故2台かというと、実はジャンクらしい理由があります。最初の一台は外観も綺麗で完動品でしたので、ホクホクで帰宅して、早速お手入れです。その時不具合発見。電池室が体育館のマットのニオイ・・・のような異臭。蓋をすれば感じないのですが、開けるとする。せっかく出会えたのにとガッカリでしたが、前述通り奇跡の2台目ゲット。ところがコイツもまさかの同じ症状。。これはこの機種特有の持病なのか?ま、使用中に臭うわけではないからとりあえず保存です。書いててテンション下がります。
普通に写ります。。
大井にも連れて行きました。。
イナリワンの追悼コーナーがありました。
東京ロティサリーのバターチキンカレーと、
鶏天丼。。ピントが甘くてごめん。。お料理はどちらも超美味。間違いなしです。。
手振れ。。
クロフネ ? ハギノハーセルフ(コロナドズクエスト)の牝馬。? お馬も写せますw。。
サウスヴィグラス ? トップロンシャン(ワカオライデン)の牝馬。兄にエムザックサンダー。シャープな写りはお馬にも合いますね。。
謎の三角。。
持っている性能は実に高い機種だと思います。コレで2003年製ですから、お見事なのです。ただ、操作は慣れが必要だと感じました。折角ボタンがたくさんあるのにもったいないなぁという感じ。何も考えずに写すにはいいかもしれませんが。。そして何より謎の臭いが残念です。コレクターなら良品が出るまで探すのでしょうが、どうやら私はコレクターになりたくてなれない種類の人間らしいので、コイツに関してはこれにて打ち止めです。
つづく。。。。