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古デジカメ蒐集の楽しみのひとつに知らないものに出会えると言う事が御座います。。何か変わったものないかなぁとか、尖った個性を持った奴はおらんかなぁとか、無い物ねだりの子守唄。。そんなことを考えている時に出会ったのがPolaroid t830(2008年3月発売)です。写真は赤っぽく写っちゃっているかもしれませんが、どピンクです。この趣味をしていなかったらまずチョイスしない色です。しかしながら、この趣味において色を選ぶなんて贅沢は言えません。ただ、雲去来の心持ちで拾い上げるのみです。。こいつはいつものジャンク青カゴではなく、ガラスケースに鎮座しており、傷もなく状態は「良」でした。最初見た時は普通のカメラだなと思いスルーしようとした次の瞬間「Polaroid 」の文字が目に入りました。Polaroid、ポラロイド!ポラロイドのデジカメなんて考えもしませんでしたから、これこそ一期一会とさっそく確保いたしました。ポラロイドというと、昔、週刊チャンピオンで読んだ「がきデカ」のこまわり君が劇中でポラロイドカメラ、いわゆるインスタントカメラを使っているシーンがあって、妙にポラロイドカメラが欲しくなった記憶があります。実際にインスタントカメラを使ったのは会社の飲み会で誰かが持ってきたものを使ったのが最初で最後。写すとフィルムが前面からニョキッと出てきました。「温めると早く写真が出来上がる」といわれて、腿(もも)の上に写真をおいてさすったりしたのは30年近く前のこと。チェキを遊びで買ったは2000年くらいでしたか。カメラというギミックが好きな上に、結果がすぐ見られるという魅力に惹かれたのですが、シールになった写真のやり場には困りました(写真がシールになっているんです)。写してシールが出来るまでが目的なので、出来たものをどうするかまでは考えていなかったです。なので、付属のフィルムがなくなると使わなくなりました。・・・か~ら~のポラロイドデジカメとの遭遇です。0.8k。初のポラロイドだなと確保直後は満足でした。知らないものに出会えたのですから。でも、知らなすぎたのですな。「Polaroid」の文字に舞い上がりすぎて下調べを怠りました。このPolaroid、ビックカメラオリジナルという機種なのです。そそらねぇ~。。パナライカは大いに許せる。SONYツァイスもまぁ好き。ポラビックは微妙っすね。ブランドとして成り立ちにくいな。本機に先立つこと一年前の2007年発売Polaroid t743 はヨドバシカメラでの発売だったらしいです。しかも広角側が28mm始まり。せめてこっちだったかなぁ。。本機は37.5mm始まり。Polaroidではないけれど、イオンもオリジナルデジカメD’zign DZ-338(NHJ JAPAN製)を2003年頃に出している。こちらはトイデジとしてある程度の評価もあったようです。私もジャンクカゴで出会いましたが、確保には至りませんでした。とにかく斯様に量販店の出すデジカメが存在するらしいと、本機を購入後知った次第。知ってたら拾わなかったなぁ。。量販店の出すメリットはとにかく安いと言う事です。安かろ悪かろうなのか否かは個人の評価の別れるところです。実際本機はそれなりだと思います。こんなポップな形をしてマニュアルも出来るという本格派で1/2.5型CCDですが800万画素ですからそこそこ写りも良い。私がグダグダしているのは、ビックカメラとかなんとか絡まないただのPolaroidだったらなぁと、その一点なんですな。ま、どこにもビックカメラと書いてないので、Polaroidではあるんですけどねぇ。。。

このカメラで一番あげぽよな瞬間は、

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この、起動画面w。。1秒ほどで消えますけど。。ずっと見ていたい。。

メニューはタスクバーみたいに下にポップに表示。。

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スポット測光って、今は殆どの機種に普通についてますけど、昔はプロ機の機能だったように記憶してます。なんとなくですけど。。

フォトフレームもついてます。

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こんなのとか、

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こんなののほか計10種類も。。いらん。

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写りは意外と普通。ややノイジー。

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発色もまぁまぁ。

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アンダーは粘る。

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ハトが通りすぎる。

 

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四隅は落ちます。。赤っぽい。

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青はキレイ。周辺減光が目立つ。

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バスの停留所には何故家庭ごみの椅子があるのか。シリーズで写しまくってみようかしらん。

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横断歩道の自転車ゾーンが消されている。あちこちで。まるで初めから無かったことにしようとしている感じです。

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結構ザラザラした描写。モノクームで試してみたら面白いかもです。本体は軽いので(110g)持ち歩きは全く苦にならず、ボディもアルミ(かな)で安っぽい感じがしないところは評価したいです。本機を手に入れてから、ちゃんとした?Polaroidのデジカメが欲しくて結構探しましたが、ついに出会えませんでした。Z2300とか欲しかった~。。でも、本機で我慢しますよ。これもまたPolaroidですからね(´Д⊂グスン。。

つづく。。

 

今回の古デジカメさんは、富士フィルムのFinePix F610です(2004年1月発売)。縦型FinePixの末裔です。

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このカメラの発売された2004年頃といえば、毎月カメラ雑誌をいくつも購入して新商品のチェックに余念のなかった時期でした。なので、この独特のフォルムは古デジ蒐集を始める前から記憶しておりましたが、全く琴線に触れないと云いますか、むしろ嫌いな部類のデザインだという印象で、自分には関係のないカメラだと遠くから眺めるだけでした。ところがこの趣味を始めてリサイクルショップに出入りするようになると、その昔遠くで眺めていたカメラが目の前に現れてくるという事態が起こるわけです。リサイクルショップの怖いところは、ジャンクカゴに入っているものなら自由に触れるというところです。これはどういう事かと云うと、譬えば欲しいものがあってまだ買うつもりはないけれど、ちょっとどんなものか実物を見てみようなどと量販店に行ったとしますよね。そして店員さんにお願いして商品を出してもらって手にとってしまうと、もうダメじゃないですか?そのうちに買おうと思っていたのに今手にしたこいつを手放すがもう惜しい。そしてついついその場で買ってしまう。こんなパターンを経験された方も多いのではないでしょうか。実物を見に行くという行動を起こしている事自体、心の何処かで買ってしまうかもれないと考えている証拠かもしれません。。その時、脳裏には百聞は一見に如かずなどと意味もなく思い浮かべてみたりするものです。なので、いつでも手に取れる状態で転がっているジャンクたち。値段も気にするほどでもなく、いつでも確保出来るのですから、多少そそらないデザインであったとしても、それを使うこともこの趣味の醍醐味なのですから、縦型デジカメを私が購入したからと云って目くじらを立てることもないわけです。実際こいつは0.9kでしたし。。縦型デジカメに大した興味もなかった私ですが、ひとつだけ気になっていた機種が本機だったのです。何故かと言うと、私の好きな某写真ブログの管理人さんが使っていたのです。同じカメラを使えば同じような写真が撮れるのではという妄想は写真を趣味にしている貴方なら、一度ならずも考えたことがあるのではないでしょうか。またカメラに限ったことではないのですが、道具に対する憧憬というのは趣味人には欠かせない感情でもあるはずです。とにかくその憬れのモデルがジャンクの波打ち際に転がっていたのですから、即確保~となっても仕方のないことだったのです。ちなみに何度か使ってみて、今ではこのデザインの格好良さが分かってきましたよ。。

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本機の最大の売りが1/1.7インチの第4世代ハニカムCCD「スーパーCCDハニカムIV HR」です。2004年初頭にして1230万画素達成の快挙なのです。当時、この報は眉唾ものだなと一顧だにしなかったのですが、私が悪かったと思わず謝ってしまうほどの破壊力です。とにかく私の所有するデジカメの中でも画素数だけならトップ5に入ってしまったのが本機なのです。。
本機を手にしたおかげで古デジ蒐集が実に楽しくなりました。実際に使ってみなければ本質はわからないという当たり前のことに気付かせてくれたのです。古デジってちゃんと向かい合う価値がありますよと教えてくれたのです。とにかくFinePixの描写に惚れました。おそらく、このブロクに登場するデジカメの内で一番多いのがFinePixかも知れません。古デジ収集のマイルールとしては、同じメーカのデジカメばかり集めても面白くないので可能な限り幅広くやってみようと考えていたのですから、FinePixダブリは意外な展開でした。逆に言えば(何故人は逆に言いたがるのか!)ジャンクならばひとつのシリーズをコンプリートするという楽しみ方もありだと思いますが、私の場合は2014年いっぱいで止めるという制約を作っていたので、これを書いている時点で(2014年11月)完了しておるんですが、そんな事情で浅く広く行きたかったのです。

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さて、初めての縦型デジカメです。最初は持ち方を迷いました。私は手が小さいので縦長のボディが手のひらに収まらないんです。これは何を意味するかというと、シャッターを押すと全体が下にずれてシャッターが押せないままカメラを落とすという現象が起こります。横長の 場合は親指の付け根と薬指で本体の下部を抑えられるので、シャッターを押す力に対抗できるのですが、本機は縦が長すぎて下部を支えるものがないんですな。 ゆえにストラップは必須です。。また、親指の置き場所も無いんです。ストラップを手のひらに巻きつけると少し安定しますので、親指は十字ボタンの左にかけて押さないように持つしかないんですよねぇ。これが唯一の不満点ですね。カメラは両手でしっかり構えなさいと言われれば、すみませんと言うしかないんですけどね。。
富士フィルムはフィルムメーカらしく現行機種にはフィルムシュミレーションが搭載されておりますが、本機にはそこまで細かい設定はありません。しかしクロームが用意されていてそれなりに楽しめます。ラティチュードは狭くなりますが、鮮やかな発色で好印象です。以下すべてクロームで撮影しております。

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リサイズされてしまうと分かりにくくはなりますが、立体感のある描写です。緑が美しいと言うのも本機の特長ではないかと思います。

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マクロも無難にこなします。曇天でしたが発色鮮やか也。。

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すりガラス越しの緑もいい感じ。。

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細かい描写も見事。

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雲の表情もしっかり解像。
レンズは換算35mm~105mm相当F2.8~F4.9と広角側は若干弱いですが、フジノンレンズは描写が良いですね。撮影していて楽しいし、見た目の面白さも所有欲を満たします。現在には存在しないデザインだと考えると貴重なデジタル遺産だと思います。私の古デジカメ蒐集の象徴的モデルになりました。これはジャンクの浜辺に転がっていたら拾う価値オオアリです。ただ、バッテリーがかまぼこ型の専用電池であることとメディアがxDピクチャーカードというのが壁になります。今回集めた古デジカメの内でメディアがxDというのが一番少なかったですね。

つづく。。

 

 

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Samsungのカメラなのです。なかなか日本ではSamsung押しで商品を売らない風潮があるようなので馴染みは薄いですよね。カメラの世界シェアの詳細は私の知るところではありませんが、軽くググってみたら近年のデータが引っかかったので抜粋すると、デジ一はもちろん2強のCanonとニコンが大きくその割合を占めています。トップはCanon。これは予想通りですよね。また、コンデジに関しても大手日本製品がシェアを大きく獲得していますが、次ぐ形でサムスン電子がわずかに割合を占めているようです。世界での認知度は高い。今後どう変化するのかは分からないですが、スマホの技術をデジカメに注入するような商品に期待したくもなります。

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さて、本機はNV10(2006年発売国内未発売)という機種で、日本語の情報も少ないです。ただ、Impressのデジカメwatchにある程度詳細が載っておりました。興味のある方は検索してみてください。象印の極め炊きも検索に引っかかりますけど。。私が本機と出会ったのは新宿の地下店舗。ガラスケースの中にたくさんのカメラが重なり合うようにつめ込まれていて、外側からでは全く判別できない状態だったので、お店の方に頼んで、ガラスケースの中をじっくり見させて頂きました。その中に皮革ケースに入った本機を見つけました。本機を確保しようと思ったのはSamsungが珍しいからではなく、一にも二にもSchneider-KREUZNACHの文字にやられたからです。シュナイダー・クロイツナッハは何と言っても私の場合コダック・レチナのレンズとして憬れのブランドです。名前だけかもしれませんが、シュナイダー銘のコンデジは珍しいですよね。調べてみるとKodakのデジカメにも同レンズを搭載している機種を発見。欲しいなぁと思いつつも縁がありませんでした。ビックカメラのPolaroidにやられた私ですが、Samsungのシュナイダーにもイチコロ。。いいんです、趣味ですから。本機は中身が日本製との記事も見られたりしてなかなか興味深いのですが今ひとつ把握出来とりません。持っているなら使ってみれば機能などは分かるでしょうと言われれば面目ないとしか言いようがありません。こいつはジャンクなので、機能のすべてが使えないという個性を持っておりました

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バッテリーがついていたので確保したのですが、放電しており店舗では動作確認出来ませんでした。3.5kと高めの設定だったので一瞬躊躇しましたが、そこはそれ、シュナイダー・クロイツナッハですから。最悪レンズ摘出で使うかとも考え購入いたしました。帰宅後、バッテリーを充電すると無事起動しました。デザインの差し色にレンズ周りのブルーとシャッターボタン下のレッドが目新しい感じで好印象。グリップが申し訳程度に出っ張っておりますが、意外と持ちやすいです。現在の感覚でも小型と言えるパッケージで厚さも薄め。ストラップ環の処理がカメラに貼り付けました的になっているのは日本製ではなかなか見られない特徴かもしれません。さらに目を引くのは背面の液晶まわりです。

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ボタン多過ぎw。知る人も少ないでしょうが、子供の頃見た関東ローカル東京テレビが放映してた、こどもの国とかマンガキッドボックスとかいう海外アニメの放映枠があったのですが、その中で、宇宙怪人ゴーストというヒーローものがあって、その主人公ゴーストが腕にしているUバンドという武器があったんですね。太めのサポーター状のものにたくさんのボタンがついていて、それを押すと色々な技が使えるという設定でした。本機の裏面を見た時、最初に頭に浮かんだのがゴーストでした。で、このゴースト的ボタンですがこいつが面白いんです。もちろん押せるのですが、タッチセンサーになっていて、触れるだけでメニューが出てくる仕組みになっております。縦と横を組み合わせてメニューを決定します。

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こんな感じっす。楽しいね。Impressの記事には日本語にも対応していると書いてあったので、早速日本語に変更しようとしましたが、このタッチセンサー、一部しか使えなくなっておりました。肝心のところが選択できない。操作音も消せません。残念。これが古デジカメ蒐集っすなぁ。英語表記の部分は理解できるんですが、あとはハングルではなく漢字表記なんですが、これがよくわからないんです。ま、わかったところで選択できないですから、このまま使うしか無いなと。デザインでいうともうひとつ引っかかるところがありました。このNV10、画像検索をかけるとたくさん出てきますが、

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このようにNV10の上によく読めない漢字のデザインがあるんですね。これが付いているものとついていないものが存在いたします。色々調べてみましたら、どうやら「??」という中国語で意味は「ブルース」みたいです。リズムアンドブルースのブルースです。ブルースって。。。この辺の経緯がわからないのが残念です。「VLUU NV10」という表記も見かけますから、「VLUU」の中国表記かも知れません。ステイゴールド=黄金旅程みたいな。てことは中国向けなのかな?

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さて、本機は1/1.7型CCDで1,010万画素とハイエンド。レンズは35mm始まりの光学3倍ズームでテレ端は105mm。発色は大人しいほうかなぁ。。落ち着いた感じですね。ノイズは年代的に仕方ないかもしれませんが多めかな。。ISOもオート以外に変えられないので(私の場合ですよ)、いくつで写しているのか結果を見ないと分かりませんが、分かったところで大した意味もないので気にしておりません。

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これの入っていた皮革ケースとストラップもついていたんですけど、どちらも新品当時は高品位な仕上がりだったと思います。ただカビ臭かったので廃棄。カビはカメラやレンズにとって大敵ですからね。ちなみにジャンクの多くがバッテリーはついていませんがストラップはつけっ放しなものが多いです。さすがにストラップは新調いたします。ちょっとそのまま使うのは無理っす。。

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それにしても、この趣味を始めなければ知り得なかったSamsungのデジカメ。なにか国内ブランド以外のデジタルカメラって意外とワクワクするものですね。本機のあとにリリースされた機種は更に成熟度を増して良好なモデルも出ているらしく、欲しいなぁと思いましたが縁がありませんでした。というより、Samsungのデジカメに出会ったのはこいつが最初で最後でした。Amazonあたりでは普通に買えますんで、結構使っておられる方もいるんでしょうね。

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マクロはシャープネス。撮像素子が大きいのでボケもそれなりですかね。

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Samsungについて調べていたら、中国のデジカメも気になってついでに調べてみたんですけど、最初に引っかかるのがカメラファンにはお馴染みのメーカ「海鴎(シーガル)」。シーガルと言えばクラシックカメラのイメージだと思いますが、ここが最新鋭のデジカメを2014年にリリースしたという記事を見つけました。中身については触れませんがお高いですなぁ。。とにかくカメラのパッケージに漢字って斬新な感じでいいです。日本製でも見てみたいものです。。

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ユリの後ろ頭。。

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ガチ寝。

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ブリキ。

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壁。歪みあり。

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バラの後ろ頭。。

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後ろ頭。

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こうやってリサイズするとノイズが多いのもあまり気になりませんね。なかなか綺麗です。動作ももっさり感を感じることもなくストレスフリー。バッテリーが劣化していると思われ持ちは今ひとつ。バッテリーの互換性がないので、新品バッテリーに手を出すのは躊躇われます。しばらくはこのまま使うことになりそうです。夜景とか、モノクロ変換ではどうかな?今度試してみます。

つづく。。

 

It’s a SONY.
SONYのデジカメはかつて一度だけ使ったことがあります。それは我が家初のミラーレス一眼だった α NEX-3でした。これが個人的には全く合わず使いこなせませんでした。美しく撮れるのですが使っていて楽しいと感じられずに漂流させてしまいました。その時、もうSONYは買わないだろうなぁと思ったりして。。。そんな私でしたが古デジカメ蒐集という趣味を始めて縁が巡ってきます。何しろこの趣味はデジカメの上にデジカメを作らず・・・なので、どんな先入観も棄てて素直に一期一会を楽しみましょうというわけですから、どのメーカーであろうと確保候補となるのです。本機は某中古カメラ店のジャンクカゴの中でビニール袋にくるまれて息を潜めておりました。ビニールに入っているからといって綺麗なんじゃないのと安心してはいけません。ビニール越しに確認できる情報は限られます。むしろ裸で転がっていてくれた方がチェックしやすいのです。開けてみたら電池室液漏れとか、サビサビだったとか、罠は色々ありますよ。それが悪いとは思いません。ジャンクですからね。リサイクルショップですと開封をお願いすればしてくれるでしょうから、気になる場合は要チェックですな。本機の場合は中古カメラショップだったので、レジで開封してくれます。そしてチェック後購入を決めれば良いわけで、流れとしてはごく自然です。ただ、ジャンクですから、動くかどうかは確認できません。バッテリーがありませんでしたから。。0.6kでした。まぁ値段が購入のきっかけといえば言えなくもないんです。

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オフセットされたレンズはその後のCyber-shot Uシリーズを彷彿とさせます。発売は2000年4月です。先立つ2月にSONYは新機種を3台発表しております。3月発売のDSC-S70はバリオゾナー搭載の上位機で324万画素。4月発売のDSC-S50はツァイスブランドを外して画素数も202万画素としたミドル機、そして更に画素を125万画素に落とした普及機がDSC-S30で今回紹介する機種です。当時デジタルカメラは黎明期。フィルムカメラのフィルムを撮像素子に変えたデザインのモデルと、デジタルなのだからフォルムに縛られず自由な発想で新しいガジェットを創造しようとした未来派が存在しておりました。SONYはカシオと並んで未来派の急先鋒だったと記憶しておりますが、こと本機に限ると無難なパッケージです。それでも光学ファインダーを持たないあたりは家電メーカならでは?かも。。

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さらには、この自分撮りにも対応したフリーアングルモニター・・・当時は珍しかったと思います。

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背面のボタンは左側に集中しております。少し慣れが必要です。右利きの場合、カメラを左手で支えて右手でボタン操作が基本ですからね。。

他にもこなれていないと感じるインターフェイスがこの撮影と再生を切り替えるレバーです。

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シャッターと間違えるっちゅー話ですわ。何度もシャッターの代わりにこのレバーを押して、あれ?あれ?ってなったろーが~!的な。。あと、ボディの厚みが結構あるので微妙にホールドしにくいなかぁ。。文句はこれくらいで、後は実に使いやすいです。何よりバッテリーの持ちが抜群です。1日くらいは私の使い方では余裕っすね。それとレンズ先にフィルター溝が切ってあるんですが、ここに私の最初のデジカメのために買ったコンバージョンレンズがピタリと合います。テレコンは後玉が接触してしまうので、そのままでは使用不可でしたが、マクロとワイコンは問題なく装着出来たので、ポケットに入れて片手に本機で散歩に行ってきました。

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早速マクロフィルタをつけて雨上がりのバラちゃんです。ピントも迷いませんしテンポの良い撮影が出来ます。値段で買ってしまった期待薄の本機でしたが、125万画素いいじゃないですか。。。

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今度はワイコン。よく見たら蹴られてますな。。空の色はキレイっす。

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で、何もつけてない一枚。。色飽和なんて言葉は最近はあまり聞きませんが、赤も緑も頑張ってるなぁ。。。見直しましたよ、SONY!(←何様?) α NEX-3の悪夢は払拭されたかも。メディアは私が使ったことのないほとんど唯一のメディア、メモリースティック。よく考えたらPSPで使ってたなぁと思い出して、取り出してみたら8GBのPRO DUOでした。2000年当時メモリースティック64MBの値段は18kほどしたそうですが、現在8GBが2Kもあれば手に入るというのは隔世の感がありますなぁ。そんなことより、DUOとかproとかメモリースティックはよくわからんです。メモリースティックとDUOとは長さが違うということが分かるまで時間がかかりやした。。近所のカメラ屋さんに行ったら、DUOの長さを伸ばすアダプタが売っていたので購入(0.7K)し、セットしてみましたがメモリースティックエラーの赤文字。。容量が多すぎるみたいですね。仕方ないので、リサイクルショップで2GBと32MBのDUOが落ちていたので(0.1k)そいつらを確保。2GBもエラー。結局32MBが対応してくれたのでそいつを使っております。ま、125万画素ですから、データの重さはたかが知れております。32MBでも何の問題もありません。

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枯れ葉たち。。

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写ルンですよりは良い画質ではないかな。

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逆光。。??四角の絞りなのかな?光芒も4本だし。

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別の場所でもう一度逆光。軽く調べたんですけど本機の絞り羽に関する情報は見つけられませんでしたが、これは四角絞りだな。そうか、ビデオカメラのひし形絞りかも。デジカメってビデオカメラから派生したとも聞いたことがあるから、その遺伝子がこんなところに現れているののかも知れません。それをSONYのデジカメで確認出来たというのも象徴的です。ただ、現在でも絞りが2段階しかない機種も存在しますから、構造は一緒なのでしょうね。。何かレンズベイビー的な感じですな。後ろのボケが。。www。

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紫も見た目通りの描写。ボケもキレイ。こうなると本機の上位機DSC-S70のバリオゾナー・・・気になるなぁw。。。

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綺麗にボケます。マクロフィルタ使ってます。1/2.7型CCD原色フィルターの撮像素子。良質ですね。

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丸ボケは出ず、四角ボケなり。

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やはりワイコンは蹴られとるな。

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レンズは 35mmフィルムカメラ換算39~117mmと広角側は弱い。開放値はF2.8-2.9とほとんど通し。

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後ろ頭。。

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猫。

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しずく。

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しずく。。

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猫。。

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こんなに良く写るカメラが0.6kで落ちているんですからねぇ。。ついつい続けたくなっちゃう趣味なんですよねぇ。。。

つづく。。

 

 

子供の頃、憬れのブランドだったOLYMPUS。OMシリーズは子供だったので買えず、デジタル時代になってやっと手にしたのが、私の一番最初のデジカメ、1998年発売のC-840Lでした。OLYMPUSは近年のフィルム時代においてはコンパクトやブリッジに注力していたイメージがあります。と言うよりAFの一眼レフマウントを持っていなかったと思うので、その辺でデジタル時代まで取っ付きにくかったのかも知れません。この辺はちょっと不思議ですよね、最上位機がMFだなんて。。デジタル黎明期はキャメディアで一世を風靡し、デジ一では今はなきフォーサーズで登場しました。OLYMPUSの一眼=小さいにこだわっただけではなく、当時デジ一の大問題だった撮像素子のゴミ問題に業界初の対応策を打ったダストリダクションシステムを引っさげてのお目見えはさすがだったと思います。その機種はE-1。発売された当時何度か量販店で触ったことがありますが、見やすいファインダーと吸い付くようなAFの動作が気持ち良い印象でした。ボケが小さい事、高感度ノイズ問題があって、私には手が出しにくかったですが、この趣味の期間中に出会っていたら確保したかも知れません。OLYMPUSはその後Panasonicとともに2009年にマイクロフォーサーズ機を開発。PEN E-P1を発売し、再び時代の寵児として女子カメラの旗手となっていきます。私もデジタルPENの噂が出てからというもの気になって仕方のなかった時期がありました。最初のモックアップを見た時には大きな期待をいだきましたが、初代PENのデザインはハーフ一眼レフのPENとはかけ離れたものだったので、一気に熱が冷めた記憶があります。いや、あくまで個人の感想ですよ。そんなこともあってOLYMPUSの一眼とはとことん縁のない私なのですが、コンデジは別でした。私の古デジ徘徊コースのジャンクカゴには常にゴールド色のキャメディアたちが打ち上げられておりました。この色を見るとデジカメ黎明期が思い浮かびます。早い話が古い色というイメージです。まぁ、それほど、売れたということですし、強烈なインパクトがあったということでしょう。よりどりみどりなゴールドキャメディアでしたが、古デジカメ蒐集の最初はなかなか食指が動きませんでした。C-840Lの緩慢な動作がマイナスイメージとして残っていたからです。ところが或る日、いつもの徘徊コースのいつもの青いジャンクカゴの中に見たことのないゴールドキャメディア(こんな言葉無いですよ、私が勝手に命名しております)がありました。正確にはそのモデルを見たことはあった。それも何度も色んな状態のものを見てきました。しかし、そいつは今まで出会った漂流物と明らかに違う特徴を持っていました。それは下の写真のような状態で転がっていたのです。レンズが長~く伸びておりました。

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これは思わず手に取るでしょ。この長い筒はコンバージョンレンズをつけるためのアダプターで先についていたレンズがテレコンだということはすぐに解りました。カビ臭さが一切ないピカピカな一品でした(私は何よりまず先に匂いをかぎます)。普段から傷ついたカメラたちを眺めていたものですから、このコンディションの良さには惹かれました。これは確保だなと。0.3Kですから。前オーナーが大切に使用していたか、仕舞いこんでいたのか分かりませんが、この状態はジャンクになりたてのホヤホヤだったはずですw。。C-840Lのコンバージョンアダプタはボディ鷲掴みタイプで見た目が悪いにも程があるっていう感じだったので、本機は実にスマートというか今なら普通ですね。まぁ、アダプタ自体には商魂感じますけど。

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で、本来のお姿です。OLYMPUS CAMEDIA C-2020 Z(1999年11月発売)。希望小売価格:113,000円。113k!今ならデジ一レンズキットが買えますな。技術の進歩って素晴らしい。。

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211万画素1/2型CCDで、換算35~105mm相当のレンズを搭載。f2.0~2.8と大口径。大口径ではありますが、撮像素子の大きさを考えると、f2.8とは言ってもフルサイズ換算でf15くらいになると思いますので、ボケは期待できないですね。。SHQモードで190万画素。同年に発売された大ヒット作OLYMPUS CAMEDIA C-2000 Zの後継機種というかマイナーチェンジ版として登場しております。主な変更点はMモード追加、MF追加、動画機能追加といったところでしょうか。まぁ、Pモードで撮りますけどw。燃料はありがたい単三4本。電池蓋は電池を押しこむように閉めないとならないのがやや面倒です。これは蒐集趣味が終わってから知ったのですが、電池室が小さいのではなく、エネループが長いという事実。単三電池と同じ長さではないためにフタを壊してしまうという事例も忘サイトに紹介されておりました。メディアはスマメ。起動はまぁ早い方。ただ、液晶モニタがOFFの状態で立ち上がるので、モニタをONにする手間が必要。メニューで探してみましたが起動時ONの設定が見つけられませんでした。あったらゴメン。まぁ、バッテリーを持たせるために光学ファインダーを使って欲しいのだろうと思います。液晶画面は驚くほどというと大げさですがキレイです。ズームもやや大きめの音を出しながらも普通のスピードで動きます。もっさり感もない。最初のデジカメC-840Lで感じたマイナスイメージはやはりバッテリーの持ちの悪さだったのかなぁ。。今はエネループもあるし、本機は実に普通に使える感じですよ。本機を拾ってゴールドキャメディアもイメージが変わりました。何より優しい描写が私の好みです。

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35ミリ付近、歪みはあるかな。でも、これほどよく写るとは正直おみそれしました。。

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しかもサクサク撮れます。特に前世紀のカメラを使っているという気の使い方はしなくてもよいですね。ホールド感も上等でお散歩カメラには持ってこいです。

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補色系フィルターの割に発色はまぁまぁ。

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緑もいい感じ。赤系は飽和気味。

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空はコダックブルー・・・には、なってない?

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細かい描写も頑張っている。

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何も住んでいない川。

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望遠端は整った描写。こういう昔のデジカメを使って、それが使いやすかったりすると、愛しさがこみ上げてよくぞここまで流れてきたねといたわりたくなります。これも集古デジカメの楽しみです。さて、ピックアップする直接の要因となったテレコンですが、まだ使ってません。ちなみに純正品ではなくRAYNOX製でした。1.8x。。私がC-840L用に購入したコンバージョンレンズもRAYNOXでしたから相性は悪くないでしょうね。あ、それとさらにちなみに、本機2020Zoomですが、トゥエンティ・トゥエンティズームと読むそうです。

余談ですが(って言ったら全部余談なんですけどね)、2015年1月、中山競馬場に出掛けた時のことなんですけど、4角付近で撮影してたら、直ぐ横にいかにも競馬おじさんという風体の方が赤いキャップをかぶって陣取ったんです。間違いなく60オーバーです。まぁ、コレ自体はよくあることなんですけど、そのおじさんがおもむろにカメラを取り出したんですね。それがCAMEDIA C-720 Ultra Zoomだったんです。ワタクシ思わずガン見しちゃいましたよ。。マジですかッて感じで。それで一生懸命返し馬を撮っておられました。これは私と同胞なのか、それとも単に物持ちの良い方なのか。。何しろ発売当時のシールもそのまま貼ってありましたから、ジャンクにしては綺麗な個体でした。結局声は掛けませんでしたけど、なにか勇気の出る出来事でした。また会えるかもしれませんね。

つづく。。