2014

2014

今はなきコニカミノルタのデジカメです。デジタル時代となってコニカとミノルタは統合するも2006年にカメラ事業から撤退、その歴史はSONYに引き継がれ現在に至ります。その足跡は「α」のみとなってしまいました。コニカといえば私の世代ではピッカリコニカであり、ジャスピンコニカですが、デジカメの銘機 Revioシリーズ(これは欲しかったので探しまくりましたが縁はありませんでした、無念なり)など記憶に残る機種もリリースしておりました。日本カメラ史の黎明期から支えてきた老舗メーカのデジカメがもう見られないのは実に残念な話です。。またミノルタは私のカメラの原点であるエレクトロショットを世に送り出したメーカですので(木村伊兵衛さんの評論では良くは書かれていなかった記憶がありますけど)、今回の集古デジカメでも探したブランドでした。
さてKONICA MINOLTA DiMAGE Z5は、コニカミノルタ最晩年(2005年 2月)に発売されたディマージュZシリーズの4代目にして、最後のネオ一眼です。とは言うものの、その事自体に価値を認めていたわけではありませんでした。ネットでは度々目にした本機なのですが、とにかく形がかっこ悪くてチープな印象を持っていました。買うことはないだろうと思っていましたし、また出会うこともないまま、集古デジカメ末期を迎えておった時のこと、リサイクルショップのガラスケースに鎮座した本機を発見しました。その頃は拾いたい物もなく、もう終わりかなぁと思い始めていた頃でした。本当に欲しいものは目の前に流れてくる可能性が極めて低いものばかりでしたので、古デジカメ徘徊の限界も感じておりました。そんな無い物ねだりのアタイの前に本機は突然現れたのでした。第一印象は小さい・・・でした。PRO90ISの半分くらいw。。そんなイメージ。1.6kとやや高めでしたが、目新しさも手伝って確保いたしました。1/2.5型CCDだとは分かっていたのでそれほどの期待もしてませんでしたけどね。

2014

2014

背面は至ってシンプル。ミノルタの伝統なのかEVFと液晶ディスプレイの切り替えレバーが使いやすいです。グリップも発売から8年と新しいためか(この感覚w)ベタつきもなく吸い付くようで上々です。ただ、ズームレバーは操作しづらい。また、マクロ切り替えボタンがモードダイヤルの前方向に配置されているのですが、指が届かずつります。ま、こちらは指の長さの問題かもしれませんが。。小さいということでストラップは付けずに使用してますが、吊り環の位置がホールドの邪魔になりそうですね。全体的には想像した通りプラスチック全開でチープさは拭えませんね。持っていて楽しさを感じることが出来ないのは残念です。せめてブラックボディの方だったらまだ良かったかも。。

2014

2014

確保した一番の理由がミノルタのブランド「GT」を冠したレンズが搭載されていたからでした。換算35mm~420mm!!すげぇな。デジタルズームが4倍なので1680mmか。手ぶれ補正Anti-Shakeも搭載。燃料は単三4本。メディアはSD。融通ききます。。AFは「ジェットAF」という高速AFだそうですが、たしかにストレスはないですね。動体予測AFも付いているというのは驚きました。まだ、使ってませんけど。ズームのスピードはまぁまぁ早い方ではないかと思います。背面液晶は普通です。キレイではないです。EVFは構図を確認する程度と言った感じでしょうか。Pro90ISよりは広く感じます。

2014

2014

さて、撮影結果の印象は一言で言うと「硬い描写」です。色は地味目です。高倍率ズームの具合ですが、上の写真の画面中央上に白い塊が見えますでしょうか。およそ80m先でしょうか。こいつをデジタルズーム1680mmで寄ってみました。

2014

2014

こんな感じです。当たり前ですが、デジタルズームの画質はそれなりになりますね。あとラチチュードが狭いので、白飛びが目立ちます。ただ、ここまで寄れるのは楽しいですね。ネオ一眼の面目躍如と言ったところです。

2014

2014

420mmで旅客機。ピント合わせは早い。

2014

2014

バラ。光が当たっているので余計硬い感じ。

2014

2014

マクロボタンを一回押すとマクロモード、もう一回押すとスーパーマクロモードで1cmまで寄れます。使い始めはそれと気づかず寄れないカメラだなぁと思ってました。光を遮れば描写はキレイ。でも、硬め(しつこい?)。

2014

2014

こちらも日陰気味なところで。自然な感じ。

2014

2014

体で日陰を作ってスーパーマクロ。。ボケはキレイ。

2014

2014

逆光気味。ハイキーが苦手かな?PRO90ISに似ています。ただ、500万画素あるので、精細さはこちらに分があります。

2014

2014

アスファルトの反射はスナップの醍醐味。

2014

2014

アンダー目は粘り気味。アンダーな写真がいいかも。

2014

2014

マイナス2補正。シャドー部はブルーな描写。これは好きかも。

2014

2014

逆光もマイナス補正で。これを見ると硬いことは硬いが、甘い感じを排除したGTレンズの威力なのかもと思います。

2014

2014

赤のグラデーションはまぁまぁ。

2014

2014

みかん。

2014

2014

柿。

2014

2014

花梨。いい匂い。

2014

2014

キャベツたち。

2014

2014

ドでかい里芋。

2014

2014

米。

2014

2014

にわとり。

2014

2014

小動物。

2014

2014

ニコンな亀。。。ってさっきからどんな被写体やねん。。

本機の特性から競馬場でも使ってみたいと思いました。動体予測AFはあるようですし、もうひとつシャッターチャンス連写というのもあります。これは、シャッターを押してもEVFがブラックアウトせずにシャッターを離すまで連写し続けてくれます。バッファを利用して過去を写す機能だと思いますが、便利ですね。あとはアンダー目に整えれば、お馬もイケそうな気がしますがどうでしょうか。。今度試してみようと思います。。

つづく。。

 

 

2014年11月で完了したデジカメ蒐集でしたが、なかなかすっぱり止めるというのは難しいようです。一番の理由は探しても探しても見つからなかった機種がいつまで経っても気になるからだと思います。それでも、譬えばCONTAX tvs DIGITALなどは以下の理由で諦められました。ひとつは値段が高い事、そしてCCD不良問題があること、最後に代替機が見つかった事です。自分でも不思議なのですが、かなり縁遠い代替機でも納得すれば満足出来、本当に欲しかった機種を諦められるというお得な性格があることです。何せKYOCERA Finecam S3で我慢出来ているんですぜ。エスプリが理解できていないと言われれば、そうなのかもしれません。イズムやフィロソフィーに則って蒐集をしているわけではなく、デジカメが好きで集める行為が好きというだけなので、自分が納得出来ている内は問題無いのです。だから、PanasonicのLUMIX LC1なども代替機でOK出来ております。今や、欲しい物を手に入れられる一番効率のよい方法はオークションだと思います。私も実際にオークションで数台購入しましたが、オクはどうも性分に合わずID削除してしまいました。特にトラブルは無かったのですが、出来れば普通にショップから購入したいというのがこだわりと言えばそうかもしれません。探す楽しみもありますしね。

で、最近ずっと気になっていた機種がwebにUPされました。富士フィルム FinePix S7000。7Kと高額だったのですが、これが最後と購入に踏み切りました。何故この機種が気になっていたかというと、私がFinePixのファンとなるきっかけだったF610と同じ撮像素子を積んでいたからなのです。コンデジはレンズを交換できませんから、好きな撮像素子で別のレンズを楽しむことはよほど特殊なことをしない限り不可能です。それが、この様に古デジカメでは情報さえ手に入ればある程度可能となるわけです。商品は発注から中一日で無事到着。スレなどみじんもない美品でした。ところがいざ起動させるとフリーズして動きません。起動画面から先に進めないのです。可動品との事だったので期待していたのですが、これには凹みました。ネットでは全く同じ症状で修理されていた方もおられたので、この機種の弱点なのかも知れません。残念ながら、到着後1時間ほどで返品手続きです。取引先のショップからは返金対応していただきました。カメラは返品には及ばないというメールが来たので、今でも我が家にいます。ただのオブジェですけど。。

2015

2015

こういった事はこの趣味にはある程度付き物だと考えております。不動品が溜まっていくものなのです。。そしていつかのニコイチのためにとって置くわけです。それにしても最後と思って買ったものがこの結果だったので、もうすっかり蒐集をするのは止めようと考えるようになればいいのですが、元来払ったキンスが戻ってきたわけなので、別の気になっていた機種へ投資してしまいました。それについてはいずれ紹介する機会があると思います。・・・あるはずです。。あればいいな・・。実はまだ届いていないのです。果たして今度こそ最後の1台となってくれるのでしょうか。。。え?そんなことより、最後の1台にするつもりがあるかどうかが問題ですって?大丈夫です、「これで私の古デジカメ蒐集狂想曲は終演となりました」と書く日も近いはずですから。。

つづく。。

今回のカメラはPENTAX Optio RZ10。この趣味で出会うまで知りませんでした。リサイクルショップのガラスケースに、やけにきれいな個体が格安の1kで売られていたのでビックリ。手にとって見ると初めてプラボディだと気付き(カラーは黒)、なるほどと納得したのです。ローエンド機なのだなと。。でも、どうです?なかなか恰好いいデザインだと思いませんか?

2014

2014

確保後に調べてみると、カラーバリエーションの意外さにノケゾリました。白はまぁ許せるとして、紫、緑は強烈な個性で計4色展開。限定で赤もあり、かっちょいい。。あぁ、これはPENTAXのカメラを購入したんだなと妙に納得させられました。なんか、のっけから納得させられまくりなカメラですが、それがRZ10との出会いでした。よくよく見ると各部はしっかりと作られており、傷もつきにくそうです。これは真面目なカメラだなと。。プラボディとは言え、適度な重さです(178g)。グリップはカチカチですが、滑り止め対策が施されてストラップなしでも問題なさそうです。1/2.33型CCD搭載。これになんと1453万画素を詰め込んでおります。1画素あたりの受光量はかなり少なめですね。おかげで換算28~280mm相当の10倍ズームを押し込めたわけです。背面液晶は大きく見やすい(2.7型)。私の感覚から言うとデカイです。

2014

2014

発色は濃い目。シャープネスも強めですね。この辺はいじれるので問題ないです。F値はF3.2~F5.9と暗め。。新品が10Kを切る値段で販売されていたという記事も見かけましたから、そういうカテゴリのカメラなんでしょうね。バッテリーは専用電池です。起動は速いです。って、書き忘れましたが、本機は2010年10月発売の最新機種wです。集古デジカメに入れるには現役感が漂います。もっとも4年前といえばデジカメ世界では過去ですからねぇ。。

2014

2014

ポジみたいな強烈な発色。でも、嫌いじゃないです。今どきのカメラって感じですね。

2014

2014

描写は文句のない出来。暗部からのグラデーションも美しい。オートで写してこれですからよく写るカメラと言えます。と言ってもAUTOとPとSCENEのみなので良くないと困ります。。レンズの動作音は大きめ。ゴーッって感じ。それを補うためではないと思いますが、操作音や起動音に猫の声を設定出来ます(・・?。にゃ~と起動します。細かい設定をしていると「にゃ~にゃ~」と煩いです。でも面白いので、その設定のままにしてます。

2014

2014

望遠も強いので便利です。視線を感じているトンボ。。

2014

2014

シャープネスは強めなので弱く設定してもいいかな。。

2014

2014

あっさり目に設定してみました。ノイズはそれなりですが悪くない。

2014

2014

明暗差の大きな写真。。暗部もハイライトも頑張っている。見くびれない奴。。

2014

2014

いつもの猫ちゃん。「にゃ~音」には無反応。。

2014

2014

お仕事でビックサイトに。そんな時でもカメラは忘れないアタイ。。

2014

2014

サクサク撮れます。ストレス無し。

2014

2014

1400万画素の資質が問われる遠景。。ガラス越しですがいいですね。

2014

2014

海に露出を合わせたら爆発する夕陽。

2014

2014

都会の夕陽。

2014

2014

ISO800。かなりノイジーですが、webで見る限り問題なし。パープルフリンジは盛大。

2014

2014

問題なかったので早速夜スナップ。

2014

2014

若干AFのテンポは落ち気味。ブレているのは私の実力のなさ。。

2014

2014

iPhone6の発売直後だったのです。それにしても美しい描写。

2014

2014

モノクロに変換したらいい感じかもしれません。

2014

2014

いつものドンキ。

2014

2014

断酒したので、こういう横道とはご縁がなくなりました。。もう、2年は飲んでないです。。

2014

2014

祭りかっ!ってくらい人が多い。都会は怖いw。。ビルディングが真っ直ぐ描かれています。

かなりいいカメラですね。デザインも好きです。作りがしっかりしているので安心感があります。壊れそうもありません。しかしながら、何かが足りない。。いや、普通のデジカメという事でしょう。初心者用のデジカメには本当にがっかりさせられる描写のカメラが散見されますから、それに比べれば上々な出来だと思います。本機がきっかけでMX-1が気になり、それなりに探しましたが、まだ値段が高くて手が出ませんでした。10年後に出会いたいと思いますw。。それにしても、PENTAXとRICOHの住み分けは見事なものですね。このままの状態で存続し続けて欲しいものです。

つづく。。