第30回で紹介したCP-920Zは、カビ臭さに負けて手放してしまった。オークションで手に入れたので諦めもついたという感じなんです。やはりオクはコワイなという感想です。ただ、CP-920Zの写りには未練があったので、徘徊する時には常に頭の片隅で意識しながら、落ちデジ拾いをしていたものです。蒐集期間終了宣言後、随分時間が経った或る日、ジャンク専門店の軒先で再開を果たしました(蒐集期間終了後は惰性というか、慣性というか、そんな感じで徘徊がやめられない期間が続きます)。

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しかしよく見ると、それはCP-920Zのひと世代前の機種CP-900Zでした。クリソツでんな。。下の画像がCP-920Z。

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ボディカラーの違いはありますが、まぁ、おんなじ感じ。ジャンクの青箱の中で出会ったらちょっとわからないですね。ただ、どんよりしたCP-920ZよりはCP-900Zのほうが明るい印象ですかね。

画像はCP-900Zに戻ります。。

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まぁ、基本性能は変わらないので省略させていただきますね。このブログで情報を得ようと言う方も居ないでしょうからね。使い勝手の印象の違いは動作が更に遅いと感じました。この時期のデジカメならば前機種と後継機種の差はより大きくあってほしいという願望がそう思わせるのかわかりませんが、遅いです。起動もズームも。

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それでも、後継機種同様メニューなどの操作はやりやすいですね。シンプルでわかりやすい。AFや書き込みはそれなりに我慢できる感じですね、私的には。で、探し求めていた描写の方なのですが、こんな感じです。

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暗部バッサリは似ていますが、920Zのハイパーモードは偉大だったと言わざるをえないでしょう。今でもよく描写の出来不出来を揶揄する言葉に塗り絵という表現が使われますが、その塗り絵も悪いことではないと思います。等倍鑑賞では不利なのでしょうが、通常に楽しもうと思ったら見栄えが良くて好ましいものです。920Zのハイパーモードは塗り絵チックですが、この900Zのカラカラな描写を見ると、やはり恋しくなります。私の拾った個体に於いては、920Zと900Zは似て非なるものと言えそうです。もっとも、全く同じでは後継機種の立場もないですから、これは当然の結果かもしれませんね。。

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いつもの立木も乾いた描写に。300万画素の底力が覗えない。

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2000年発売のデジカメですから、頑張っているのかも知れません。IXY DIGITALも乾いていましたしね。。

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ただ、使っていく内に気づいたことがあるんですよね。

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さっき、920Zとは別物って言いましたけど、似ているところがあったんです。もちろん、私の個体についてですよ。

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それはニオイ。

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最初はそれほど気にならなかったのですが、徐々に920Zと同じカビ臭さが鼻につくようになってきたんです。

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そして、もしかするとこれはカビの臭いではないのではないかと思うようになってきました。これはこの機種特有の加齢臭なのではないか?同機種をお持ちの方、いかがですか?

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何しろファインダーがあるので、ボディを顔につけます。そこでテンションが下がります。どうも、電池室あたりからのようです。

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原因は結局カビなのかもしれませんが、どうもよろしくない。このブログをお読みの方で、なんだ900Zシリーズは臭いのかとか思われても困るのですが、私の引いた個体はハズレだったようです。。

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外観の汚さは我慢できますが、臭いだけは苦手なんですよねぇ。。無念です。2年ほど掛けて探し求めたこの機種ですが、今回で断念です。使えただけでも良かったです。

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私はオクを利用してカメラを手に入れたことはありますが、売る気はないですねぇ。なので、すみやかにドナドナなのです。。この辺がコレクターになりきれない一因でしょうね。。でも、いいんです、0.3K分は楽しめましたから。

つづく。。。

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いきなり現代感満載の機体ですが、今回は2008年 5月発売と新し目のDSC-H50です。流石にこのクラスでジャンクと言うのは、なかなか出会えません。中古品です。8k。これだけ出しても欲しかった理由はナイトショット機能でした。ナイトショットとは真っ暗闇でもフラッシュを使わずに写真が撮れるという機能です。どういう事かというと、カメラから赤外線を照射して被写体を浮かび上がらせ、撮像素子の赤外線カットフィルターをOFFにして、CCDに感知させることによって、暗闇の風景を写すことが出来るのです。ただ、出来上がった画像は、緑がかったモノクロでノイズザラザラですけどね。。当ブログで何度か紹介した赤外線カメラと似た感じですね。違うのはIRフィルターがついていないという所と太陽光に頼らずに赤外線を確保出来るというところでしょうか。。

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撮像素子は1/2.3型CCDで910万画素とだいぶ近代的です。レンズは31mm~465mmで開放F2.7~F4.5とネオ一眼らしいスペックです。すごいね。。ISOは80~3200。専用電池でメディアはMS Duo/PRO Duo。ボディはこじんまりとした感じのプラボディですが、グリップがしっかりあるのでストラップ無しでもいけます。左肩にナイトショット専用のスイッチがあります。

 

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超望遠ですが、望遠端でもさほどレンズが伸びるわけではないですね。ここでズームを固定してインナーズーム機にしてもさほど大きいとは思わないだろうな。。

 

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ミドルクラスの証、MASPあり。

 

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ファインダーは思いの外見やすいです。時代なりという感想です。実際20万ドットなのでそれ以上ではないですね。でも使えますよ。背面液晶は上下可動式で少し中途半端ですが、私は使わないので問題なし。

 

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操作性は今ひとつかな。。慣れていないということもあるんでしょうけれど。直感的に操作できるわけではない。。機能は満載ですからまとめるのも大変でしょうけどね。

 

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そして、わかっちゃいるけれど癒されるカール・ツァイス。何やら本機にはどデカイフードが付くらしいのですが、いらねぇなってくらいどデカイらしい。。私のは欠品でした。

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モノクロから。新しい機種なので描写に関しては問題がある方がおかしいですよね。。美しいと思います。

 

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そしてカラーです。カラーモードはリアルを選択。

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いつもの立木。。カラーモード リアル。

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カラーモード 標準。

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せっかくなので望遠も使ってみた。 標準。

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望遠端。。ビビッド。

 

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望遠端で飛翔ものはムリポ。。ビビッド。

 

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こちらもビビッド。いい色です。

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ビビッド。

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マクロ。カラーモード リアル。

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こちらもリアルで。

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標準で。

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こちらも標準。ビビッドだと飽和しすぎた。

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日陰だったのでビビッドで良き結果。

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さて、ナイトショット。昼間の撮影です。露出もいじれないのでこんな感じ。

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赤外線写真感は出てますね。

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さっきの日陰の草。

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そしてこれが、R72フィルター使用。しっかりと赤外線写真。日陰でこの威力はナイトショットならではですね。これは面白い。。

以下、全てR72使用です。

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遠景になると赤外線照射の威力は無いんでしょうけれど、何処までもピントがあっている感じがよく出てますね。

 

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本機はまだまだ引き出しがありそうです。正直言って全然使いこなせていません。まだまだ使ってみたいと思わせる一台なのです。特にカラーが好みです。競馬場にも連れて行きたいですな。そして、ナイトショットで夜を写してみたいです。。

つづく。。

CP+2016でNikonのDLシリーズが人気らしい。そうだろうなぁと思う。ニコンがやっと高級コンパクトに本腰を入れたのではないかと、その真偽を確かめるべく人気なのだろうな。実際、カッコいいし。この勢いをそのままにスイバル機のハイスペックを作ってくれないものだろうかと思います。特に今回紹介するE4500を見るとそう感じてしまうのです。第51回で紹介したE950はある意味画期的に素晴らしい出来だったと思います。勿論、1999年発売のデジカメですから、皆まで言うなという部分もありますが、その時点であのクオリティならば、時代が下った2002年発売の後継機種の本機なら(COOLPIX950→COOLPIX990→COOLPIX995→本機)、きっとやってくれるはずだと(何を?)期待してのピックアップでした。

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E950には及ばないものの、高級感があります。E950がコスト無視な開発主体の商品だとすると、本機は営業主導の感じがいたします。

 

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マグネシウムボディと引き換えに小さい液晶とか。。

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なんか軽い(安っぽい?)スイッチ類など。。高級感とコストとせめぎ合い。。

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ただ、それ以外はボディのコンパクトさ(と言ってもデカイけど)やスペック面など、このシリーズ最高の出来でしょうね。。いや、最高というより最終仕様というべきか。。1/1.8型CCDで有効400万画素の撮像素子は安心のスペック。。レンズは38mm~155mmで開放値はF2.6~F5.1。ISO100~800。専用電池EN- EL1でメディアはコンパクトフラッシュ。こいつはリサイクルショップのガラスケースに長いこと置かれていました。充電器が付属していたのですが、その充電器と本体がラップで包まれて、正直何が置いてあるのかわからない状態だったのが原因と推察されます。私も全く興味がなく、古臭い感じだし、1.5kと高いし、確認すらしませんでした。950を使ってからNikonのスイベル機を意識し始めて、初めて気がついた次第なのです。本機はその950からみれば、ソフト的に大きく進化していると思います。950を紹介した時に、ソフトで画像処理が行われていないとすれば、かなり良いレンズだなどと、書きましたが、本機はどうだろうか。私にはわかりませんが、いろんな機能が付加されているので、出来なくはない時代ではあるなと・・・その程度の認識で・・・まぁ、どっちでも良いのですが・・・ソフトで補正できるのもデジタルならではですからね。。使えるものはなんでも使ったほうが良い場合も多いです。

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ROYCEのロイズポップチョコのお馬。某物産展で発見です。ぜひ芦毛も出して欲しいっすな。。って、たまたま傍にあったのがE4500だったので、パチリ。950と言い4500と言い、マクロはいいですね。

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独特のムードがあった950の描写と比べると、すっきりした印象ですね。それでも、深みを感じる色合いです。

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ボケは好きな描写です。クラシックな感じ。。

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意外と歪曲。。

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毎度書いてますが、スイベル機は使いやすい!大きくても持ち出すのに苦にならない。しかも、本機はいい画質。ただ、シリーズ最高の出来と書きましたが、それはやはりスペックに関してなのです。950は起動時テレ端に立ち上がりましたが、本機は広角端で立ち上がるという違いはありますが、起動時間はあまり変わらず、まったり感は残ってます。ズームのスピードも同じ感じ。つまり動作に関しては変わらないんじゃないの?と思います。バッテリーのロックがなく蓋が閉めにくいなど、ツマラナイ突っ込みどころもあります。950が有ったからこそ期待した本機でしたが、食い足りなさが残りました。本機から十数年、DLシリーズは真のハイエンドになっているのか、楽しみデスね。
そういえば、モノクロを撮るのを忘れてました(モノクロモードあったっけ?)。次は路上スナップにでも連れて行きましょうか。

つづく。。。

DiMAGE 7なのです。

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とにかく、このレンズ。このカメラに色々な特徴はあるのですが、とにかくこのレンズが武器なのです。換算28~200mmという広角端の広さ!ピンと来ないかもしれませんが、本機発売の2001年には珍しい存在だったのです。しかも、7倍ズームな上に、開放値がF2.8~3.5と明るいのですから、デジカメの可能性を存分に発揮したスペックだったと言えます。さらにこのレンズは手動ズーム。瞬時に画角をキメることが出来る便利さは一眼をお使いの方なら分かるはずですよね。そして極めつけがMINOLTA GT LENS採用です。それもアポクロマート仕様。これはつまり早い話が高性能ってことですw。MINOLTA GT LENSはこのあと数世代に渡って使われたご自慢のレンズ。描写は素晴らしいです。本機のファインダーや背面液晶で見ただけでは想像の付かない見事な画が出て来ます。ユーザーはこのレンズで救われます。

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外観はカッコいいです。何となくスターウォーズ的なイメージが湧いてきます。個人的にはこれでブラックだったらなぁと思ってしまうんですけどね。。見た目はボタン類が上手く配置されていて戦闘モードというイメージなのですが、時代なりにひとつひとつの動作が遅いのが残念。起動、AF、記録。路上でのスナップでは戦力不足を感じてしまいます。近代戦で通用するのは手動ズームとチルトファインダーかな。ファインダーは最初、視度調節がないのかと思っていましたが、小さなダイヤルがありました。精度は時代なりで致し方ない部分もありますが、とにかくテンションの下がる映りです。ピントの確認も難しい。ただ、チルトするファインダーは使いたくなるんです。。操作はボタンにアサインされている項目が多いので、わかりやすいんですが、同時押しという操作なので若干の面倒くささを感じます。まぁ、慣れると思いますが。。

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また、モードダイヤルにはロックがついていて不用意に回らない処置が施してあるのは良いと思うのですが、非常に回しづらいのが残念。逆にメディアの出し入れは何のロックもなく不安。

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最初の撮影に出掛けた時に、事件は起きます。。自宅で諸設定を終えて出掛けたのですが、最初の1枚を撮ろうとしたら突然のローバッテリー。。1枚も撮れずに帰宅です。後日、放電からの満充電をしたエネループを装填。再び諸設定をし、最後にCFをフォーマットしたらローバッテリー。。まじっすか。こういうジャンクなのか?確かに出会いはリサイクルショップの青箱でしたし、発売当時は160kで、今回は0.3Kなので、そんな事もあるかもしれないなぁと思いましたが、過去の経験から、まずは電池室の接点を磨いてみました。これが当たりだったようで満充電でほとんどEVFを使ってTIFFを2時間掛けて30枚ほど撮れました。その間バッテリー表示は満タンのままでした。よしよしと帰宅後データをPCに写した後に本機でカードをフォーマットしたら突然ロー。。どうも不安定ですね。これが個性かな?とにかく運用の難しさから遠征には連れていけません。なのでお散歩カメラ専用になりそうです。描写の良さから競馬場にも連れて行きたいですけど、いきなりローバッテリーじゃ悲しすぎますから。。

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撮像素子は2/3インチCCDで有効495万画素。私の好きなツーサーズ。

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ワイド端のレンズ。。

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そして望遠端でこのくらい伸びます。どうでしょう、実物をご覧になったことがない方にとっては大きなカメラに感じますでしょうか。これが意外とコンパクト。携帯性はネオ一眼なのでそれなりですが、重くて持ち出しが面倒などといったことはないです。

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さて、写りですが、落ち着いた描写です。ツーサーズはデジカメ初期に共通する乾いた感じをほんの僅かに残していると思うのですが、その匙加減が絶妙と言った感じで好きです。

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撮影中には機械を弄っているなぁという嬉しい感じが湧きます。ダイヤルが多いというのは萌えるものです。

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シャープです。

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マクロのピントを合わせるのに少し苦労します。抜けちゃうことが多かった印象。。

 

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激寒の無人公園。。

 

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近所に新しく出来るバラ園。。開園までもう少し。。

 

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ザワつきそうでザワつかないボケ。。

 

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明暗差のある被写体。。

 

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いい香り。。

 

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さすが日本写真界の黎明期を支えた老舗メーカーと称賛したくなる出来栄えです。wikiに、『1962年NASAの厳しい試験をクリアした35mmレンズシャッターカメラ「ハイマチック」がグレン中佐乗り込むフレンドシップ7号の宇宙飛行用カメラとして採用され、フレンドシップ7号にちなんで製品名称に7を多用するようになる。』という一節があります。7の付く商品がどのくらいあるのか知りませんが、本機もその末裔なのかもしれませんね。。本ブログに登場したMINOLTAブランドとしては38回に紹介したXtに続いて2台目となる本機(コレについても色々ややこしいのですが、単純にMINOLTAとだけ印してあるカメラという事にしてます)。カメラ原体験のエレクトロショットを作ったブランドですから、一つでいいからお気に入りのデジカメを手に入れたいと思っていました。その想いは後々叶うことになります。

つづく。。