LC5がジャンク専用ガラスケースに陳列されていたのを発見した時には正直驚きました。リサイクルショップだったのですが、その時からこのお店を奇跡の店と認定しました。蒐集期間中に欲しいが何処にもないものが、この店で見つかるという事が3回。3回を多いと見るか少ないと見るか。私にとってはかなり多い。ゼロならば手に入りませんからねぇ。古デジカメは一期一会という心構えで蒐集してきましたが、いざ欲しいものを探すというスタンスで徘徊ルートを巡回すると、この店ほど心強い存在はありませんでした。住宅街にポツンとあるお店なんです。一体どんな人が売りに来るのだろうか?同好の士の存在を意識しないわけにはいきませんが、確かめようもないので謎のままですが・・・。しかし、その奇跡のお店もジャンク棚縮小で蒐集最晩期には見る影もありませんでした。ガラスケースは携帯電話に取って代わりました。ジャンクはスチール棚の一角にフィルムカメラ8割、デジ2割といった状況でしょうか。残念ですが、私の周りでは終焉という雰囲気が色濃く漂っておりました。今はもうそのお店に行くこともなくなりました。一つの趣味が終わったのですね。

とにかく探し求めていたブツが手に入るというほど嬉しいこともなく、この、どことなくLeicaの空気を感じさせるボディを楽しんでおります。

2016

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2001年発売の本機はPanasonicとLeicaの協業第一弾の製品です。45回で紹介したNV-DCF3など、前世紀のパナの商品は数あれど、家電の王者の本丸が今一度気合を入れなおして出してきたカメラというイメージを持っております。以前も書きましたがPowerShot G3と出会って以来、古デジカメのこの大きさのカメラは良く写るという認識を得ましたので(私論・この大きさのカメラは良く写る)、本機もきっといいだろうなぁと言う期待もありました。

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撮像素子は1/1.76型CCD 補色フィルターで390万画素。レンズは換算 33~100mmでF2.0~F2.5。銘はライカDC VARIO-SUMMICRON。ま、Canon製らしいですが・・・。メディアはSDで電源はDMW-BL14。

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MF用リング、ダイヤル、肩液晶。見た目だけといえば見た目だけなんですけど、カメラらしい演出が好感です。

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背面液晶は当時としては大きい方だったと思います。LUMIXブランド第一号がコレほどの出来という事には、素直にスゴイなぁと感心いたします。こんなLC5を探して見つからなかった時期、LC5が見つからなかったら代替機にしようと思っていたのが25回に紹介したLC20でした。

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記念に並べてみました。意外と似てるんで笑っちゃいますね。LC20は見た目のチープさとはウラハラに満足のいく写りです。さて、LC5は?撮影結果は花ブログで。。。

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というわけで、撮像素子の大きさからも当然ながら、LC20よりワンランク上ですね。ボケもキレイ。

 

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EVFは時代なりに見づらいのですが、例によって慣れるとMFにも使えますね。

 

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ちっさい虫なので連写。。

 

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かがんでいたので腰が痛くなった。。。こういう場面では背面液晶固定はキツイ。動くに越したことはないな。。

 

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赤はこんな感じ。

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少しだけ花以外も。

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いつもの立木たち。

 

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本機を使って感じたのは、私の古デジカメに求めているものを再確認したということでした。それは、面白い写りより面白い外観。写りはむしろキレイな方が驚ける。古かろう汚かろうは当たり前過ぎるのだなぁと思います。昨今のクラシックなデザインを取り入れたデジカメ達と同じような外観をもった本機。そこが本機の一番のポイントなのでした。

つづく。

今回は久しぶりのレンズ交換式デジカメで、集古散録・初のミラーレス一眼となります。2009年に発売されたPanasonicのマイクロフォーサーズデビュー3機目のGF1です。これまでの一眼レフタイプとは異なり、より小さくスタイリッシュなデザインは、同時期に登場したオリンパス・ペンE-P1と同様に新たなカメラの未来を大いに期待させるものでした。そして振り返ると(といってもわずか7年ですけど)、文字通り全てはここから始まったと言える機種ではないでしょうか。Panasonicは新しいシリーズに、いつも驚くほどの完成度を持って市場に投入してきます。本機もスクエアなミラーレスとしての初号機と見れば、過去の例にもれない出来だと思います。本機との出会いは蒐集期間中期で、某家電量販店の中古コーナーでした。5k。値札には撮像素子にヨゴレあります・・・と書いてありました。店員さんにそう言ってガラスケースから出してもらいました。ヨゴレについて尋ねると、「私には見えません」と店員氏。・・・・エスプリの効いた会話でもしたいのか?素直に答えろよと思いましたが、要は綺麗な個体ですということらしい。もっともボディは細かい傷が多数あり、普通に使われた機体だということは解りました。撮像素子のヨゴレも傷でなければ何の問題も無いと踏んで(掃除すりゃいいんですから)、ガラスケースから出してもらったのですが、当たり前の動作チェックをしてお持ち帰りすることに決めました。レンズを持っていませんので、後日、OLYMPUS BCL-1580を新品で購入。5K。分かってはいたものの、その写りに落胆。。もっとも、ジャンクカメラから取り出したレンズをつけるつもりでしたから、まぁ、いいかとしばらくはパンケーキレンズをボディキャップ代わりにしてました(購入時にはボディキャップなし)。その後、頑張ってSIGMA 30mm F2.8 DNを中古で手に入れました。10K。マイクロフォーサーズのレンズはこの2本のみ所有で現在まできてます。きっと、もう増えません。

2014

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ボディを5kで手に入れたのに、追金15Kでレンズ2本追加してしまい、やはり一眼は沼だなと感じつつも、更に入手せずにはいられなかったのが、外付けファインダーDMW-LVF1です。解像度が悪いと機能的にはディスられることの多いアイテムですが、私にはなくてはならないオプションでした。カメラはファインダーだ!等と言うつもりはありませんよ。単純にチルト機能に惹かれたからです。上から覗いて撮影できると言うのは、実に便利ですからね。それだけですよ。使った感じは普通に使えます。MFにも便利です。10K。
上の写真はボディに本革を貼ってます。ボディの傷が若干目立つので、それを隠すため購入当初はこのスタイルで使ってました。ストラップは昔レチナ用に誂えたA&Aです。

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その後、革は剥がして素のままでしばらく使い(上の写真)、今は別のシールを貼って使ってます。ボディのロゴは黒塗りしてます。

 

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撮影結果は過去のコンデジとは一線を画する美しさです(当たり前)。上の写真はレンズ遊びでの1枚です。レチナ2Cのレンズを取り出してm4/3マウントに改造しました。ふんわりしたボケがお気に入りです。蒐集期間中はいろんなレンズのマウント変更にチャレンジしました。0.1K~1Kの価格帯がほとんどですが、それはそれで楽しい時間でした。内容については別途紹介できればと思ってます。

 

本機はデジタルらしくフィルムモードなどを搭載しておりますが、スタンダードで撮影してます。以下SIGMA 30mmで。。

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線は太めな印象ですが、ピンの来ている箇所はキリリとシャープで、うわさ通りの良きレンズです。

 

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シャッター音は想像より大きめでしたが、こんなコンデジみたいなボディから機械音が聞こえてくると萌えますなぁ。。私にとってミラーレス一眼の魅力は此処だなと思います。

 

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m4/3はAPS-Cサイズに比べて小型ですので、ボケ量が少ないと言われていて、実際そうなのかもしれませんが、ながらくコンデジを使っていると、見事なボケではないかと感じます。ノイズも低感度ならば気になりません。

 

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LUMIXのコンデジはどちらかと言うと大人しい発色で地味な印象のものが多いように思いますが、GF1も似たような感じを受けました(スタンダード)。それがモノクロでは効果的で中間のトーンを中心にした画が出てくると思います。今回はオールカラーなのですが、2枚ほどモノクロ変換してみました。

 

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モノクロ変換。
さて、レンズ遊び、つまりはマウントアダプタ遊びに持って来いのm4/3ですが、それはフランジバックの短さというシステム的な側面とともに、レンズの味を引き出す撮像素子であってほしいものです。で、それは上手くいっているんじゃないでしょうか。なぜなら楽しいので。。。以下は私の宝物レンズを付けて写真散歩してみました。Canon NFD 85mm f1.2Lです。

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モノクロ変換。オールドレンズと言われるようになっても、そこはCanonのLだと思います。デジタルとの愛称はどんなものか、私のような素人には分かりませんが、その出てくる画が美しいということは分かります。

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本機を入手するまでは、EOS 20Dで使用していたレンズなのですが、御存知の通りアダプタには補正レンズが必要で、このレンズの真の写りとは違うんだろうなという疑念は拭えません。ただ、補正レンズもそんな悪いわけじゃないので、こんなものかなと使っていたのですが、やはり1枚余分なものがなくなるとクリアです。

 

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撮像素子によってさらに写りは変化するのでしょうが、それは今後の楽しみにとっておきましょう。

 

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大口径レンズ特有の静けさや淋しさを感じさせる写りが好きです。それを気軽に味わえる本機は買って正解の1台でした。発売から7年とはいえ、このカメラ、壊れそうにないので、現役で使われている方も多いと思います。シンプルで良いカメラだと思います。

つづく。