2021

更新間隔空いたかな?このくらいがいいかな。

最近の読了。今年の最初の読書に選んだのは、「壁抜け男」マルセル・エイメ。古典SF?でもありファンタジーのような味わいのある短編集。表題作は有名らしいのですが初めて読みました。読みやすくて楽しめます。

政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術」 引込線/放射線パブリケーションズ。本の雑誌のような体裁の雑誌風展覧会。タイトルどおり世界大戦中の前衛芸術の検証。その当時の現象を檻の中に閉じ込めて俯瞰したような立場から描かれる。それが、戦争こそ最高の前衛芸術とした芸術家たちの現実を芸術と見るある意味俯瞰した立場と重なる構造。仕掛けも面白かった。最後にルーブル紙幣が挟まっていて「えっ?」ってなった。

「推し、燃ゆ」宇佐見りん。芥川賞きっかけで探したけど、しばらく手に入らなかった。売れたのね。推しサイコーって感じかなと思っていたけど、初っ端から重く始まる。ラストは受け止め方に自由度がある。私は泥沼の水面が目の前で何かを反射したような光のようなものを感じた。

「直筆の漱石―発掘された文豪のお宝―」川島幸希。作者の作品は初読ですが、めちゃめちゃ面白かった。例えば昨年本書を読んでいたら年間1位だったろうというくらい。直筆だからこそ解明できる史実。コレクターなところも良い。新発見資料、 埋れていた漱石の「文學志望者の為めに」全文掲載。令和に発見されたとはすごいことですね。ビブリア古書堂の事件手帖系の古書に魅力を感じている方にはお勧めです。

ゲーム。
Shady Part of Me」鳥コンプリート。で、引き続き挑戦したのが「The Pillar」という見た目が「The Witness」に似ているパズルゲーム。「The Witness」がプレイヤーを殺しに来ているのに比べれば、スウィーティーなパズルゲームでした。はい、終了してます。で、現在ふたたびゲーム難民に。。目をつけているものは2つある。

本日の写真はさっき私が壊した時計。。落としちゃった。そういえば今年始めて写真撮った。それもスマホ。すっかりカメラから離れているなぁ。で、本日のBGM、今丁度「レーダーマン」戸川純でした。では。。

 

時間

Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)