2024

昨年の12月から読み続けていた「計算する生命」(森田真生)読了。久し振りにメモ取りつつ時間かけて読んだ。数学の歴史を紐解き、たどり着いた現代の人間の姿を浮かび上がらせる壮大な物語だった。とはいえ、サイズ的には文庫300枚程度で適量と言う感じで構える程ではない。私は算数が苦手なので、普段なら縁のないカテゴリなのだが、とにかく先が気になる作品で、癖になる面白さであった。次作も楽しみである。2022年に購入し地道に読み続けている漱石言行録 (定本 漱石全集 別巻)、再読で「アド・バード」(椎名誠)と3冊同時に読了。何冊も併読するので苦手ジャンルが来ると途端に進みが悪いな。

BGM▶「木枯しの二人」(伊藤咲子)

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