読了。
「山のごはん」沢野 ひとし。短編の再編集。既読あり。山への愛と年齢によるその変化がうかがえる。
こう言っては失礼だが、今回の挿絵を見て初めて原画が欲しいと思った。全部良い!「画集・銀座のカラス」も愛蔵しているが、いまこそ画集を。
「僕の名はアラム」ウィリアム・サローヤン。少年アラムと少し変わった親族たちの物語。絵本の文のようでもあり、童話のようでもあり、あまり読んだことのない小説だった。平和です。
「チ。―地球の運動について―」魚豊。いわゆる時代小説的な漫画。非常に斬新であった。天動説時代に地動説に気づいた人々の生き様を描いた本書は全8巻とコンパクトに無駄のない尺の中に、作者の熱を注ぎ込んだかのような印象。潔い作品。革新は気づかないうちに起こることもあるし、常に世は変化しているとすれば、本作はその中の一つのリアルな風景だと思う。
さて、第4回中山開催の入場について「当日現金発売入場券」については、事前予約の必要なく、ご来場いただいた全てのお客様がご購入いただけますという事で、一部制限解除が発表されました。行こうと思えばいつでも行ける状態になったわけですね。感染状態とリンクしての緩和とはいかないのが残念だが、馬分は枯渇している。
BGM:「御旗のもとに」日高のり子、島津冴子、小桜エツ子、井上喜久子、鷹森淑乃
流れる
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視線
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ゲーム。「Life is Strange True Colors」終了。これまでも重たいテーマで話が進行する本シリーズだが、今作も同様の暗い内容であった。ただ体感的にボリュームは少なかった印象で中だるみもあり、今ひとつのめり込めなかった。おまけのアナザーストーリーは、過去のストーリーと若干の繋がりがある点のみ興味があるが挫折した。期待が大き過ぎたかも。
やるものがなくなったので、つなぎに「Hazel Sky」をプレイ。謎多きアドベンチャーであった。タスク的な謎ではなく、設定、ストーリー的に説明不足。ボリュームもなく、すぐ終わる。そういった意味では値段も高かった。更に懲りずにつなぎで「砂時計 -Hourglass-」購入、現在進行中。本当に最初の最初の方のみだが、まぁ、最後まで挫折はなさそうな内容。パズルゲーム。ただ、最初からどうしても解けないステージがあり、すごく時間を取られた。恐らく、デフォルトのコントローラーの設定ではクリアは不可だと思う。これは駄目だろ。それともなにかあるのか?
この夏は全体的に苦言的感想のゲーム時間であった。やはり手を出すならちょっと前のお買い得になった大作かも。
BGM:「Bloom in the city」 SHE IS SUMMER
余韻
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いわゆる夏休みでごろごろしている。
猛暑が続くらしい。冷房の効いた大型書店でのんびり本を探したり、文房具を見たりしたい気持ちはあるが、気になるのは最近の感染者数で、二の足を踏むよね。そうなると、途端にインドアの特性に従って蟄居ということになり、美味しいものを食べたり、溜まったビデオを観たり、ゲーム三昧といつものパターンになる。
毎年夏休みなると観たくなる映画がある。「耳をすませば」。この傑作を年一で観続けている。ラストは冬なのだが、夏に頑張る雫がなんとも言えず好きなのだ。一番好きな映画というわけではないが(5本の指には入る)、最も観ている映画。ちなみに冬に観たくなるのが「君は僕をスキになる」。映画鑑賞は趣味というわけではないので大して観てないけどね。
BGM:「女神」ポルカドットスティングレイ
真面目な夏
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今週の読了。
「高慢と偏見とゾンビ」ジェイン・オースティン/セス・グレアム・スミス。主人公たちの血に飢えた残虐性と東洋の武術の使い手という謎設定および、全く笑えない下ネタ以外は全く原作通りという読んでいてこれ大丈夫なのかと感じた一冊。ただ、先が気なるのは間違いなく、一気読みだった。後書きによるとインパクトのあるタイトルゆえ発売前から評判であったそうだ。あっという間にミリオン達成で、読者からのゾンビが足りないという要望にこたえ、ゾンビ増量版も出版されたらしい。確かに当たり前の話なのだが、ゾンビがいなくても話は面白く、ゾンビの存在感が薄い感じはあった。ま、長年読みたかった本だったので、無事読了で満足である。私のオースティンブームも一段落だな。
ゲーム。
「Horizon Forbidden West」クリア。今、2回目。ほんとに面白い一作であった。並行して「ライフ イズ ストレンジ トゥルー カラーズ」始める。セールに負けて購入。過去作と変わらないテイストでプレイしやすいが、同時に重いお話も変わらないので、気合がいるかも。
馬分が枯渇。競馬場に行きたいけど、行く気がしないこの状況で嫌になるなぁ。カメラよし、レンズよし、バッグよしの状態で待ち続ける日々。
BGM:「オレンジ・エアメール・スペシャル」久保田早紀
and Zombies
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最近の読了。。
「永遠の最強王者ジャンボ鶴田」小佐野 景浩。いい本。レンガみたいだけど。私のプロレスは馬場・鶴田がすべて。最高の時代を思い出しながら楽しく読めた。満足。
「高慢と偏見」ジェイン・オースティン。再読了。何度読んでも面白い、少女漫画みたいだけど。漱石さんも高評価したが、読んでいるといつも「明暗」を思い出す。今回再読したのは、「高慢と偏見とゾンビ」ジェイン・オースティン/セス・グレアム・スミスに挑戦するため。ずっと気になっていたが、最近やっと入手できたので。「高慢と偏見」は多くのオマージュ作品があるが、まずはこれでしょというわけで、今読んでます。
東スポのインスタに札幌にいる白毛の3ショットが掲載されていた。夢のある写真はいいですね、競馬場に行きたいなぁ。
夏だね
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最近、既視感とともに、カメラ沼から抜け出した。
数年前のジャンクコンデジ蒐集の終焉に極めて似た感覚。
いつかやめられると感じていたが、20年かかった。
目指していたのは自分にとっての快適な撮影機材たち。
もうボディもレンズも欲しい物がない。
ボディ1台、レンズ8本で上がり。
気づけば時代はスマホ中心だし、昨今の機材の高級高額は洒落にならないし、ちょうど潮時なのだ。
BGM:「サラバ、愛しき悲しみたちよ」ももいろクローバーZ
レンズの翻訳
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久しぶりに通常運転の回を更新しようとおもむろに書き出しましたが、何書いてたっけ?となり、過去を振り返ると読んだ本とか、ゲームの話。なるほど。
ゲームは「Horizon Forbidden West」これ一択で進行中です。中毒的に好き。乗れる牛が可愛い。前作はやり残したタスクがあったが、今回は片っ端からクリアしてやるつもりです。ゆえに本編がなかなか進まない。でも、それが良い。
本といえば、先日「呪術廻戦」を手放した。0巻のみ残した。なんかアニメでいいかという感じになってしまったので仕方なし。代わりに「チ。―地球の運動について―」を読み始めた。新しい時代漫画という感じがしている。面白いね。
音楽。今朝、千秋「Green Flash」を購入。もうひとメロほしい感じがしたが、頑張って作っている感があり良かった。ま、単純に千秋、好きなんだよね。
さて、週末なので、だらだらするか。では。
BGM「I’ll be there」嵐
こんな感じ
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もう5月も終わりか。今日は日本ダービーではないか。ここも更新できていなかったな。
この春は最悪であった。コロナに罹患。感染経路は不明。3月の初旬に発症し、つい最近までの2箇月間体調が戻らず苦労した。後遺症というものがあるのかないのかは知らないが、個人的には普通の風邪よりダメージが大きかった。おかげで有給使いまくりでえらい損した。その備忘録。
症状:最初は喉痛だったが、異変を感じて24時間経たずに発熱。熱は39度超えたが、これはよく聞く通りだなという感想。ただ、喉の方はあまり経験のないもので、痛さは扁桃腺炎に似ているが、痛い部分が扁桃腺というよりはもう少し口の中で、つばを飲み込んでも痛くない。医者曰く、この病の特徴の一つらしい。だから、ものは食べられる。熱はすぐ下がるが、喉痛と咳はしつこい。咳は発症後10日間ほど続いた。処方されるのはコンタックスだった。喉痛は最近まで尾を引いたが、気にしないことにしている内に治った。
食料支援:陽性確定後、保健所から連絡があり、その中で都と区から食料の配給があるが要不要を選択できるといわれ、頂くことにした。本人はもちろん家人も外出は控えなければならない故にこれは助かった。間をおかずダンボールが玄関の前に置かれる。レンジで温めるご飯が普通に旨いことに気付かされた。進歩しているんだね。
ホテル療養:発症4日目から都内のホテルの世話になる。それまでは狭い家の中でできる限りの対策はしていたが、家人にうつさないというのはかなり難しいし、24時間マスク、消毒は辛い。結果家人の感染はなかったのは幸いであった。指定のホテルまでは個別に送迎の車が来てくれる(私の場合は午後3時頃)。相乗りもあるらしいが、今回はひとりだった。事前に必要なものを調べて、キャリーバッグ、リュック、ショルダーをひとつずつ。一週間以上の宿泊ということで多めになった。送迎の方が事前の連絡で「荷物の出し入れはご自身でお願いしていおります。量が多いと思いますが」と仰ったので、皆、荷は多いのだなと。
福祉保健局HPにあるホテルごとのPDFによると「ホテルのエントランスに、自分の名前が書かれた封筒を持って部屋へ行く」と説明されていたので、エントランスは無人のイメージすら持っていたが、車の発着や宿泊者の誘導など数人の係員の慌ただしさ。高齢の私は、その場で血圧測定。件の封筒と水(いろはす)をもらって入室。封筒の中には、過ごし方やその同意書、パルスオキシメーターと使用書。読む間もなく、内線。フロントからの説明に続き、看護士さんの診断となかなか落ち着けなかった。やっと妻に到着のメール。同意書書いたり、酸素飽和度計ったり。荷を解いて着替えていると、夕食の弁当を取りに行く時間。倦怠感や発熱の中ではハードだった。宿泊したホテルでは、配食所を二ヶ所設けているが、配食開始直後はそこそこ混み合う。三食ごとに一時間のみ部屋を出ることが出来る。私はその時間内に食事を済ませ、ガラを捨てにもう一度配食所に行くことにした。この時間以外は歩かないからだ。ちなみに、この配食所には弁当と水、お茶のペットボトルのほかに、各アメニティもおいてある。洗面所まわりはもちろん、洗濯、浴槽、トイレ用の洗剤やスポンジもある。当然、緊急時以外は他者は部屋に入れないので、自身でケアする必要がある。朝7時前と夕方4時に検温、酸素飽和度、脈拍を測定し、健康観察とともにアプリに入力する。15分以内にやれというルール。慣れれば問題ない。変化があれば看護士さんから連絡がある。
ホテルでの生活だが、
【衣】。当たり前だが、洗濯する気力があれば、アンダーもナイトウエアも少なくてすむ。ただ洗濯物を干すスペース及びハンガーが不足で苦労した。室外はスウェットで十分。八割以上の方がこれだった。
【食】。3食弁当である。2日目にして気付かされたが、家畜感がある。動かないでの太る。故にカップラーメンなどは持って行っても食べない。世話になったホテルではカップラーメンは禁止だが、カップ焼きそばの提供はあった。弁当は野菜少なめだが野菜ジュースがついた。ただお菓子は持参したほうが良いかも。飴とか、チョコ、せんべいなど。なんにしろ、熱や倦怠感の中でカロリー管理が求められる。コーヒー、紅茶は好みがあるので持参した。水は提供品で十分足りる。
【住】。一番の苦悩は、便座が冷たいことであった。想定外。ホテルによって違うだろうが、便座対策は必要だった。ハンドソープ、歯磨き粉、枕、スリッパも気になる方は上記と合わせて対策を。入浴剤は持参し正解だったが、入浴後の疲労も半端なくシャワーだけで済ませる事が多かった。小さいコロコロがあると、ベッドの掃除とかに良いかも。洗濯、浴槽の洗剤、ファブリーズは持参したが、普段使いのものは安心できる。
【他】。読書は好きだし時間つぶしにも良いと思っていたが、活字は全く読む気にならず、漫画がせいぜい行ける程度で、念のためと言うなら紙ではなくデジタル書籍にしておくと荷物が減る。考えてみると、自分が風邪をひいた時に出来る以上のことはしないな。ゲームは意外とできないし音楽も聴かない。テレビはあるが見るものがないし、結局娯楽はスマホでネトフリ一択。無症状の場合は全く違う過ごし方になるだろうけど。
退所は直前に知らされる。何もなければ規定の隔離期間後、退所できる。事務局から内線で「明日、退所確定。9時半から45分のうちに出るように」。と最後まで慌ただし。朝食後、使用済みのシーツだのを指定の場所に持っていき、氏名を確認されたら、そのまま現世に復帰できた。健康観察のアプリは閲覧不可になる。
備忘
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