読書。。

今年イチ出た。「首里の馬」 高山 羽根子。読了。「構造としての語り」(小森 陽一)の中に、「読者は、なかば活字を音声化しながら(「語り手」の役割をなかば演じながら)、その音声によって素描されている、あるいはその音声のあり方を共同作業的に作り出している〈聞き手〉を同時に演じていかなければならない。」などという、読書体験の状態が解説されている部分がある。「首里の馬」 にはある場面で全てを描写せず、一見それが何を指すのかわからない箇所がある。でも、それこそリアルな人の感覚を文章に置き換えるための手法で、そこに共感できる人にとっては、気持ちよすぎるくらいに語りの役割を演じることができると思う。人はすべてを見ていない。まるで見せたい部分にだけピンの来ているミニチュア風写真のような感じがした。文章が自分に合うとか合わないとかで楽しめたり読めなくなったりするのは、平等な評価では無いような気がしなくもないけれど、楽しむための読書ならば気分良く語りたい。そして、不思議なストーリーも楽しめました。という個人的な感想。しばらく追っかけるかも。
週末にはそれなりの量の本を仕入れたので、しばらくは読む本がないと嘆くこともなく過ごせそうです。。再読も並行しておりますし、おすし。

音楽。嵐の「Whenever You Call」が良いです。我が家ではふたりとも「サヴェージ・ガーデンかよ」という第一印象で一致。

カメラ。久しぶりにレンズを購入。GIZMON Utulens。「写ルンです」のレンズを再利用したパンケーキレンズ。個人的には史上最も薄いパンケーキとなりました。これまではオリンパスBCL-1580やLoreo LENS IN A CAPなど使ってきましたがね。。まだ試写程度ですが、散歩に良さそうです。。

では。。また。。

まだ、暑い。
今週、久しぶりに大型書店へ買い出し。コロナ禍の中、初めての大型書店。積ん読がゼロになったのでね。気を使わせてくれますよね、このご時世。
最近の読書は積ん読最後の山から、「東京百景」又吉直樹。期待通り。そして、「空色メモリ」越谷 オサム。最後まで読ませる力量見事。で、この2冊を読み終わり、何も読むものがなくなり都会に出掛けたのでした。

ゲームは「レリクタ」クリア。面白かったですね。2周目へ行く前に、「Subnautica サブノーティカ」始める。。サバイバルって久しぶりかも。。まだ、始めたばかりで、食事と水を一生懸命探す日々。何も進まん。でも、なにか癖になるかも。

では、また。。枝豆も美味かったが、カップヌードル 旨辛豚骨も美味いなぁと思う今日このごろ。。