ずっと読みたいと思っていた「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」六草いちか、読了。文庫になってやっと読めた。「舞姫」エリスのモデルとなった人物を探すという文學界の謎に迫るミステリ仕立ての一冊。サイコーに面白かった。リアル謎解きは満足感が違う。「舞姫」がまた読みたくなった。
ずっと読んでいた「進撃の巨人」諫山創、ついに読了。何度でも繰り返し読みたくなり、そのたびに何かを与えてくれるのが名作漫画だと思う。この作品は、「AKIRA」「めぞん一刻」「北斗の拳」「ジョジョの奇妙な冒険」「デスノート」「みゆき」「サーキットの狼」「リングにかけろ」「なんと孫六」などなど、私の中の名作たちのひとつになった。
ここ数日は冬に戻ったような朝晩の寒さですね。春っぽいかもしれません。にしても、今年の花粉はひどい。では。
最近の読了。
「真夏の刺身弁当 旅は道連れ世は情け」沢野 ひとし。ということで沢野さん連続で拝読。様々な旅のエッセイ。お話はもちろん面白かったんですが、それよりこの本の大きさ、厚み、大きな活字がなんか丁度良くて、紙で読むのもいいなと思えた。ずっと持っていたいそんな手触り。それにしても良いタイトル。衰えはないね。
そういえば、最近のアニメは観ていないんですけど、ジャンプ漫画はある程度頑張って読んでみたりするけどなかなか身にならない。どうした俺って感じ。わざわざ書かなくてもいいいけど、鬼滅は3話で挫折、チェンソーマンは3巻で挫折、約束のネバーランドは4巻で挫折となかなかハマらない。すみません。そんな中最近ハマったのは呪術廻戦かな。これは最後まで行けそうだ。ただ、売ってないんですよね。近所で7巻が手に入らないw。
ゲームは依然として「Outer Wilds」継続中。2月下旬に始めたから結構経っているが、おそらく半分も進んでいないだろうな。まだ行っていない星あり。
さて、今日は何食べよう。
最近読了。
「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき」久住 四季。行為自体は自分の正義に支えられているが、倫理の問題は残る。でも、お話にそんな思考はいらないよね。単純に楽しめました。警察官と死刑囚が事件を解決するミステリ。
「ジジイの片付け」沢野ひとし。私にとってはもう何が書かれていても面白いドハマリ作家であるが(ある意味失礼)、断捨離ものは興味深く読めた。全編に流れる寂しみが良い。ジジイと片付けはよく似合う。
写真は何年か前の本棚。「Horses」という写真集がはみ出ているが、写真用に引っ張り出したわけではなく、本自体が長いのです。私の理想を実現した私史上最高の馬の写真集。そういえば、最近馬の写真集をチェックしていないから、探してみよう。
結局、今年はお花見行かなかったな。窓の外の桜を眺めるだけ。カメラも腐るよね。ただ、久しぶりにレンズ買いたい病にかかってます。毎日検索が過ぎる。これはきっとなにか買う。
今のBGMは「YAKIMOKI」コスミック・インベンション。好きです。では、また。
いつかの本棚
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読了メモ。
「また、同じ夢を見ていた」初の住野よる。このなんとも言えない切なさが好きになったので、今更ですが、「君の膵臓をたべたい」も読む。2冊連続住野さんタイムを過ごす。リアルを感じた。
「神狩り」山田 正紀。新装版が出ていたので購入。1974年頃の作品なんですね。私の中にある古き良き日本の正しいSFだった。
「書きたい人のためのミステリ入門」新井 久幸。とにかくミステリが読みたくなる。たぶん、しばらくミステリ読むと思う。
ゲーム。
「Outer Wilds」継続中。必ず死ぬので、心折れそう。もう少し操作が簡単だったらなぁとは思う。
本日の写真は、窓の外を見たらちんまり居たヒヨドリ。写真散歩してない期間1年になろうとしている。
ひなた
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昨日落とした徳利。これのみ使い続けて30年。無念。一昨日はスマホを落としてLEDが点かなくなるし、なんかヤバい。こんなのばっかりのブログになるのは避けたい。ちなみに前回の時計は るーさんが組み直して無事復活通常営業再開しました。さすが時計屋の娘。徳利の方は仕方ないので、菊地保寿堂さんのまゆ-SSという急須があったので、それを鍋でお燗に。。注ぎ口の切れ味サイコーで気分良し。こうやって生活が変わっていくのか。
で、読了本。「幻綺行」横田順彌。初めてのヨコジュン。以前読んだ「「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本」山下 泰平以来、明治の娯楽小説に興味を持ったのですが、読みにくいものも多く、手が出なかったのですが、そこで出会ったのが、明治風古典SF大家の著者です。これは面白かった。主人公が世界自転車無銭旅行中というよくわからない設定からの未知との遭遇物語。古典SFにハマります。明治娯楽小説ファンの受け皿的神。
「剱岳−線の記 平安時代の初登頂ミステリーに挑む」高橋大輔。こちらも以前読んだ「人生のことはすべて山に学んだ」沢野ひとし 、を読んだ際気になった記述に、剱岳の初登頂が誰によるものなのか、明治40年に陸軍の測量隊がついに登頂を果たすが、そこで発見されたのは奈良時代のものと思われる錫杖と槍の穂先だった・・的なことが書かれていて、これは気になる話だなぁと思っていた。で、冒頭の本の登場ですから、買いますよね。著者は有名な探検家さんということですが、私は初見でした。内容は「真面目な調査」で謎にまっしぐらで大変面白く、文章もこなれて読みやすいものでしたが、個人的にはせっかく(?)探検家さんなのだから、もう少し人柄のわかるエピソードがあっても良かったかも。
たまには音楽。最近聴いているというと相変わらず手当り次第なんですけど、特に良いのが、Ranさん。子供の頃に初めて中島みゆきさんを聴いたときにこの人は才能の塊だと感動した事を思い出したりしたんですね。好きですね。もうひとり、竹内アンナさん。おしゃれです。澄み切った空みたいな。ともにギター弾きのシンガーソングライターさんです。機会があったらぜひ(←立ち位置誰?)
ゲーム。「Outer Wilds」開始。一言でいうと22分の恒星系探査を繰り返す。今の所何もできないで死ぬの無限ループ。面白いかどうかはまだ分からん。
今週の目標は何も落とさないです。では。
時間2
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更新間隔空いたかな?このくらいがいいかな。
最近の読了。今年の最初の読書に選んだのは、「壁抜け男」マルセル・エイメ。古典SF?でもありファンタジーのような味わいのある短編集。表題作は有名らしいのですが初めて読みました。読みやすくて楽しめます。
「政治の展覧会:世界大戦と前衛芸術」 引込線/放射線パブリケーションズ。本の雑誌のような体裁の雑誌風展覧会。タイトルどおり世界大戦中の前衛芸術の検証。その当時の現象を檻の中に閉じ込めて俯瞰したような立場から描かれる。それが、戦争こそ最高の前衛芸術とした芸術家たちの現実を芸術と見るある意味俯瞰した立場と重なる構造。仕掛けも面白かった。最後にルーブル紙幣が挟まっていて「えっ?」ってなった。
「推し、燃ゆ」宇佐見りん。芥川賞きっかけで探したけど、しばらく手に入らなかった。売れたのね。推しサイコーって感じかなと思っていたけど、初っ端から重く始まる。ラストは受け止め方に自由度がある。私は泥沼の水面が目の前で何かを反射したような光のようなものを感じた。
「直筆の漱石―発掘された文豪のお宝―」川島幸希。作者の作品は初読ですが、めちゃめちゃ面白かった。例えば昨年本書を読んでいたら年間1位だったろうというくらい。直筆だからこそ解明できる史実。コレクターなところも良い。新発見資料、 埋れていた漱石の「文學志望者の為めに」全文掲載。令和に発見されたとはすごいことですね。ビブリア古書堂の事件手帖系の古書に魅力を感じている方にはお勧めです。
ゲーム。
「Shady Part of Me」鳥コンプリート。で、引き続き挑戦したのが「The Pillar」という見た目が「The Witness」に似ているパズルゲーム。「The Witness」がプレイヤーを殺しに来ているのに比べれば、スウィーティーなパズルゲームでした。はい、終了してます。で、現在ふたたびゲーム難民に。。目をつけているものは2つある。
本日の写真はさっき私が壊した時計。。落としちゃった。そういえば今年始めて写真撮った。それもスマホ。すっかりカメラから離れているなぁ。で、本日のBGM、今丁度「レーダーマン」戸川純でした。では。。
時間
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旅行の移動中のゆったり気分が好き。目的はあるんだけど、縛られているわけではない様な自由を感じるから。ま、あんまり旅には行かないですけどね。家が一番好きだからね。
さて、更新間隔開きました。この中間のまずはゲーム。
ついに「サブノーティカ」終了。不時着した異星からの脱出成功。久しぶりに記憶に残る作品でした。続編はPSに降りてくるかな。。5になるのかな?なんにしても今、ロスです。とりま、「Shady Part of Me」開始。顔の見えない少女とその影?がアート的ファンタジーな世界をさまよう、プレイしていてとても可愛いと感じるアドベンチャー。これは最後までプレイできそうですね。
さて、読書も併読組が一斉に終わるというやや焦る事態です。積ん読がない。。
「輪廻の蛇」ロバート・A.ハインライン/矢野 徹読了。なんかノメリコンデ読んだ。一気読み。ハインラインって「夏への扉」しか読んだことなかったので深く反省という話を るーさんにしたら、「時の門」も読んだはずだと指摘を受ける。忘れているので、今読んでます。。確かに読んだな。。
「暗闇にレンズ」高山 羽根子読了。著者のテーマとしてたまに出てくるような気がするが、アーカイブの意味を問うようなある提起(今回は映像)。誰もが無意識のうちに夢想し、考えるのを止める。そんな小さくも壮大なこの世の仕組みを歴史的に語る。ずっと読んでられる。面白かった。先日、書いたブックファースト新宿店で購入したが、サイン本でした。私は最終的に本をばらしてデジタル化してしまう悪魔なのだが、サイン本は気が引けるな。。
「オルタネート」加藤シゲアキ読了。発売日に手に入らず、2~3日彷徨った。なぜ?売れているの? 読書中のすべての本を止めて最優先で読んだ。著者の本で初めて著者を感じなかったフラットな感じが新しかった。又吉の「人間」を思い出しだりもしたが、とにかく話の持って行く方法というか構造が巧みで最後まで読ませる力量はすごいね。登場人物の名前がもう少し読みやすかったら引掛りが少なくていいかも(これは毎度のことですが。。デスノートとかこういうの上手いよね)。すべてを隠して今どきの青春小説になってた。おすすめ。
「馬券学入門」 岩川 隆読了。再読(何回目かの)。競馬場に行きたくなる感じを自分の中から見つけるのではなく、自分と共感している他者から聞きたい時に読む一冊。恥ずかしい言葉で言えば競馬愛の確認ですね。
さて、今日も競馬観よう。。では、また。
これと言った意味はないんですが、写真はコースターです。馬グッズを整理した時にも生き延びた一品。専用のケースがポイントですね。。
読書。。読了は特になく、読書中が3冊。初読み2冊、再読1冊の組み合わせ。このくらいが一番落ち着くし、無理のないローテで読めます。
ゲームもサブノーティカ継続中。やっと「最高の友達」を手に入れました。
今朝は寒いなぁ。いよいよ秋とサヨナラかな。さて、本日ジャパンカップデー。。全馬無事でお願いします。
コースター
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3連休だからと言って、中央が3日間開催するケースが多いが、一日くらい休んでほしいものです。。まぁ、全レース観ますけどね。
さて、この中間の読了です。「万能鑑定士Qの事件簿 0」松岡 圭祐。久しぶりの莉子さんでした。懐かしい感じで読了。
で、「銀河の果ての落とし穴」エトガル・ケレット。イスラエルの作家さん。短編集で、お国の事情を知らないと分からない部分もありましたが、それも含めて面白かったです。もちろん、普通に読めるお話のほうが多いですよ。いろんなお国の作家さんの本を読んでみたくなりました。タイ系アメリカ人作家のラッタウット ラープチャルーンサップの「観光」などは最近読みましたが、インパクトは特大で懐かしくも新しい感覚を感じましたし、何よりカッコよかった。中国SFもすごいし、世界は広いね。。日本文学好きで育ったので今更こんな感じになってすみません。。
ゲームは「サブノーティカ」継続中。なんでこんなに面白いのか。。まだまだ続けます。。
ここのところ花粉がひどくて早く寒くなれと思いつつも寒いのも苦手な感じで、暑いよりはずっといいけどとか、どうでもいいですね。では。。
ごちゃついた景色
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JBCは地方馬が2つ優勝してくれて私的に盛り上がった。最近競馬が楽しい。ゆえにライブで観たい。馬分は枯渇。あ、昨日のヨカヨカは頑張ってた。中央場所でもイケる。勝った馬は強すぎ。
最近も手当り次第本を購入しているが、ジャケ買いが多いので挫折も多い。。好きなテーマなのだが、「構造素子」樋口恭介。「章説トキワ荘の青春」石ノ森章太郎。昔陸上部だったんだけど、「あと少し、もう少し」瀬尾まいこ。好きな作家だが、「魔法使いと副店長」越谷オサム。などなど。。。読む側の技量に問題あり。書かなくていいこと書いた。
で、きっちり読了組。
「たゆたえども沈まず」原田マハ。冒頭に登場するシキバという名前に惹かれ、一気読みでした(シキバさんはその後出てきませんが)。ゴッホの絵を観たくなる。
「ぼくときみの半径にだけ届く魔法」七月隆文。お話のための設定を作るのがとにかく巧いと感じる。通勤中に読んでいたが、ラストは泣く予感があり安全な場所で読み終える。そんなおぢさん。。
「人生のことはすべて山に学んだ」沢野ひとし。この人はとにかく文章が読ませる。私に合っている。何冊も著書を蔵書しているが、デジタル断捨離ができない作家。文とイラストがセットなので、なかなかカッターが入れられない。。本書は名山の紹介と思いが綴られている。山には全く興味ないのだが、楽しく一気読みでした。
「如何様」、「居た場所」高山羽根子。今一番ハマっている作家さん。いくらでも読める。
「小説の神様 あなたを読む物語」(上下) 相沢沙呼。続編が出るとは思わなかった。本について作者が言いたいこと全部言ったみたいな印象を受けた。読み進めて行くに連れ頁が減っていき、こんなちょっとでどう回収するんだという思いがよぎると同時に、著者を信じる安心感もあり、紙で読むのも悪くないと思う。前作同様楽しめました。
久しぶりにカメラ熱、熱発。数カ月ぶりに西新宿へ。。で、カメラとは関係なく、ブックファースト新宿店へ初めて行く。量も多く、きれいな本棚。いい店見つけた。そんな近況。。では。
炭酸
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